院長周辺雑記(75:2013年2月分)




(13/2/10日曜分)
本日は当院が休日当番医に当たっていた。毎年、2月・3月の休日当番医は、季節性インフルエンザ流行の時期に当たるので、なかなか繁盛して大変に忙しい。忙しすぎてハイになる程だ。当院スタッフ達(全員出勤)は、2月10日の休日当番医を前に、皆が忙しくなると覚悟していたところだった。が、2〜3日前からA型インフルエンザの当院来院が0となり、一段落したようだった。そのせいか、本日の休日当番医のインフルエンザ患者さま(全てA型)の来院は14名にとどまり、比較的に穏やかな1日であった。とは言っても、高熱でインフルエンザ感染が否定できない患者さまも含めると、インフルエンザ抗原迅速検査は、約倍の三十名以上に施行した。
 今日の休日当番医スタッフ弁当は、「えびす」謹製2000円弁当で、なかなか工夫された食材で美味しい内容だったが、結構に量が多く、私でも完食できず、酢飯彩り御飯は残してしまった。



(13/2/11月曜:祝日=建国記念の日=休日当番医職員振替休日分)
HP更新以外の特段の仕事はなく、朝方までスターチャンネルなどを視ていたので、午前11時30分頃に目覚めた。ここ3週間ぐらい仙台に帰っていないので、珍しくパソコンを持たず、子供や猫たちに会いに行くため、黒セイバーで出掛ける。
 昼過ぎに仙台に着いたら、子供一人(もう一人は就寝中)と猫二人(エスナとケアル)が出迎えてくれた。3週間は開いているのに、猫たちは、私を当然の家族として受け入れてくれる。
奥さんは同志社大学の同窓会関係で、帰宅は夕方を過ぎるそうだ。早速、二階の寝室ベッドの電気敷き毛布を最強に入れてきて、発泡酒での一人飲み会を始める。二階で目覚めた頃には奥さんが帰ってきていて、夜も大分暗くなってきているので、私はBMW Mロードスター・奥さんはいつもの赤のAudi S4で白石の診療所に向かう。
 仙台で、買ってからしばらく放置していた最新のiMacが組み立ててあったので、Skypeを白石市のiMacにもダウンロードし、ライブチャットが出来るようになった。持ち歩きは出来ないが、FOMAのテレビ電話より画面が大きく画質・音質が良いのは、うれしい。しかも無料である。



(13/2/12火曜分)
早朝は右上顎の激烈な疼痛(臼歯3本の虫歯激痛)で目覚めた。鎮痛剤を1回に3倍量飲んでも治まらず、酩酊したようにボーとするだけである。痛いしボーとするし、正常な判断力はなくなり、とても診療どころではない。がまんして診療すれば、小さい医療ミスを起こしかねない。と判断し、HPの「本日の診療予定」を急遽

 2013年2月12日火曜日)、            .

 本日の診療は、(13/2/10日曜分)(13/2/10日曜分)                   .

 通常の火曜日とことなり、


 院長急病(右上の臼歯3本の虫歯激痛)にて、

 診察は、不能です。

 歯科治療で治まり次第、診察開始とする予定です。


 いつもの薬は、緊急避難で、出します


と書き換え、奥さんに休診のポスターを貼って貰った。
なんと、あとで気付いたのだが、「本日の診療は、(13/2/10日曜分)(13/2/10日曜分)」となって居るではないか!!。正常な判断力が損なわれている証拠である。

午後1時過ぎから吉村昌樹先生に歯科治療を受け

 午後から、「吉村歯科医院」の吉村昌樹先生に御願いして歯科治療を受け、    .

 局所麻酔何カ所と、3本の抜髄と痛み止めを詰めてもらい、別の残っている歯根を
 抜いてもらい止血のため糸で縫ってもらうという、一気の処置をしていただいた。

 午後16時05分には、疼痛自体はなくなりましたが、
 鎮痛剤を大量に内服しているため、ボーとして判断力の低下があり、
 本日の診察は、不能です。


 明日の13日(水曜日)は、朝からの診療が可能となりました。

 
と、追加出来た。
今までの経験則上、連休明け日はあぶない日のようだ。

ところで、こんな1日であったので、残念ながら、
【白石市医師会学術講演会】18時00分から白石市・舞鶴会館 3階にて
【製品紹介】18:00〜:アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」小野薬品工業株式会社
【特別講演】18:30〜:『これからの認知症の診断と治療
座長:大泉記念病院 副院長 佐藤 和彦 先生
演者:東北大学加齢医学研究所 老年医学分野 准教授 古川 勝敏 先生
(CC:29認知能の障害、70気分の障害(うつ)、80在宅医療)
共催:白石市医師会/小野薬品工業株式会社
には、出席能わずだった。



(13/2/14木曜分)
100円BOX利用の一助として、時々不定期に思いついたときに、私のホマツ(小遣い)からスタッフ一人一人に100円玉を一枚ずつ手渡しでプレゼントしている。思いつきなので、頻度は月に0〜1〜2回程度。本日も何となく、午前中に渡して、私は100均のカップ麺を購入し、あとで昼休みに食べた。本日、昼休みになったら、葵さんからピンクのプラスチック袋(小さいウサギの手作りストラップ付き)をもらった。代表して手渡してくれると言う。中には、またピンクのChambre(シャンブル)のプラスチック小袋が三つ入っている。重さから考えると、何だかチョコレートの比重だ。何と本日は、実はVALENTINE DAYであることを失念していた。突然のプレゼントは、何か得をしたようで嬉しい。二階の院長室で早速、昼休みに一箱食べた。その手作り紙ケースは凝っていて、クマさんの形だ。ケース代のほうが高そう。ケースの裏には、販売者:(株)ハートSEI・商品名:オリビアの贈り物(クマ小)・菓子:日本製のラベルがある。ケースは日本製でないようだ。けっこう丁寧な作りで、日本製ならチョコより原価が高くなりそう。中のチョコのレベルは普通だが、一つだけ凝った物(シュガー付きチョコ)が入っていた。明日・明後日の昼休みに食べる、残りの二袋が楽しみだ。
 ちなみに、一昨日の火曜日に吉村歯科医院さんに治療してもらった虫歯は、あれから一切に痛くない。



(13/2/15金曜分)
今日の昼休みには、四角い箱のチョコレートを食べた。箱の裏には、販売者:(株)メリーチョコレートカムパニー・商品名:フォーエバードリームの印刷がある。箱の中の能書には、フォーエバードリーム 王子様の馬にお姫様のティアラ・・・気分はずっと夢の中 なんて歯の浮くようなキャッチコピーが書いてある。メリーチョコレートカムパニーさんが書いたんだろう。能書には更に詳しく、ラッキークローバー<ハイミルク>しあわせを呼ぶ、四つ葉のクローバー・ホワイトローズ<アップル>純白のバラは、ほのかなりんごの香り・ピュアハート<ストロベリー>ピュアな心は、ストロベリーの甘い香り・ハイヒール<クランベリー>ピンクのハイヒールは、レイミーのあこがれ・ティアラ<ロイヤルミルクティー>優雅なティータイム、気分はすっかりお姫様・王子様の馬<パッションフルーツ>遠い国からやってきた、優しい目をした栗毛の馬と、六種のチョコの説明がある。レイミーとは、寡聞にして知らなかったので、今度調べてみよう。食べてみると、なかなか普通の日本人好みな甘味と香り食感の優等生チョコであった。箱のカラーデザインの基調は黒とピンクである。
 ピンクは女子好みの定番か。こないだ、トヨタの新型クラウンにピンクの新色が出たときは、うちのスタッフみんなが良い良い欲しい買ってくれと騒いでいた。さすがはトヨタ、ピンクといっても普通の意味のピンク色ではなく、微妙にピンクをイメージさせる新色であったが。ピンクのクラウンは似合うが、ピンクの軽自動車は売れないだろう。



(13/2/16土曜分)
本日の午前の部の診療後、二階の院長室で三つ目のピンクのプラスチック袋を開けてみた。奥さんは本日午前中に早めに仙台に帰っていて、私一人である。開けたら、「不二家のアンパンマンたのしいのりもの缶」が入っていた。缶の大きさは、車幅7cm×全長9cm×全高8cm位である。包装プラ袋には(準)チョコレートとある。中国製のアンパンマンのキャラクター缶には、AMBULANCEと書いてあって救急車(アンパンマンは消防の運転手姿、バイキンマンはお医者さん姿で乗っているよ。ガイコツ姿は、私は知らぬが何々マンだろう。)のつもりのようだ。ブリキ製の蓋付き四角い缶に、ブリキ製の回転車輪が4つ付いている、オモチャである。上蓋(ルーフ部分)を取ると、キャラクターの形をした(準)チョコレートが個別に堅牢なプラ包装されていて、15粒(58g)詰めてある。(準)チョコレートとはどんな味だろうと食べてみたら、室温が27度と高いせいか、柔らかくなっていて、普通のチョコレートとは区別がつかないほどの良い味であった。(準)チョコレートとは、カカオマスの割合が少ないのであろう。しかし、個別の堅牢なプラ包装はくせ者で、包装の端にギザギザがあるが、私の指の力では開封しづらい。料理ばさみで切ると楽だ。この「不二家のアンパンマンたのしいのりもの缶」を贈られた子供さんは、苦労され、結局大人に開封して貰うことだろう。私が料理ばさみで開封しながら食べていたら、一つの包装内に、開いたホッチキス(白石方言ではジョイントというらしい)の針が入っていたのでビックリした。やはり中国製は・・と一瞬思ったが、良く見ると、そのホッチキスの針は、認知症研修会のレジメをバラした際に出た針と同じのようで、磁性を持った料理ばさみが、テーブルの上に放置されていたホッチキスの針を偶然くっつけて、個別包装を切る際に、包装内に入れてしまったようだ。私は冷静に物事を推理判断する方なので、すぐに分かって納得したが、そうでない考えないお方は、すぐにブチ切れてクレームの電話を不二家お客様サービス室(0120-047228=お品にニーハオ)に、即いれるだろう。



(13/2/17日曜分)
本日は、昨日午後から白石市の院長室でノンビリ過ごす日なので、朝の5時半までBSスターチャンネルの映画を観てから寝た。2011年のスピルバーグ監督作の米ゴールドラッシュ直前時代のSFもので豪華キャストだが、企画発想が貧弱で脚本も練れてなく、面白くなかった。で、映画の題名は記憶に残っていない。発泡酒のみながら観たせいか。午後2時半過ぎに起きて、仙台の自宅に車を置いて、近くの荒町商店街の行きつけの散髪屋さん「シャイン」でカット・シャンプーをしてもらった。すぐに終わる。時間をかけるのが嫌いなので、私は顔剃り・髭剃り・マッサージ・ヘアトニック・ドライヤー乾燥等をマイナスオプションとしてもらっている。マイナスオプションしてもしなくても2100円と、仙台では安い方だろう。5〜10年前から、進行は非常に遅いのだが前頭部が薄くなってきたようなので、前髪を前に垂らすおかっぱにして隠している。還暦頃より、結構白髪が増えてきて、口髭は殆ど真っ白になってきた。頭髪にも白髪が増えてきたのだが、おかっぱにすると、表面は黒い毛で覆われ、一見真っ黒な頭髪に見える。ので、おかっぱをなでつけるプラスチック櫛は欠かせない。自宅に帰り、母に挨拶してから、猫ちゃんと遊び、息子に遊ばれ、4時には奥さんの車と殆ど一緒に白石市に帰った(出勤した)。



(13/2/18月曜分)
白石市医師会から朝方にFAXがきた。日本医師会認定産業医制度における認定産業医更新手続き提出締切日が本日2月18日であるとのこと。びっくりして、奥さんに白石市医師会事務長さんへ電話で問い合わせしてもらったら、手続き書類は1月末頃に県医師会から届いているはずとのこと。宮城県医師会からの郵送物は仙台の自宅宛に届くよう手続きしているので、チェックしているつもりだが、今回は気付かなかった。早速、奥さんに頼んで仙台まで往復してもらったら、1月31日に県医師会から手続き書類が届いていた。白石市医師会に連絡したら、明日19日に産業医手帳提出と一緒に届けても良いとのことでホッとした。審査・登録料は10,000円である。5年間で生涯研修合計20単位以上必要なところ、計算したら24.5単位あった。けっこうギリギリである。



(13/2/21木曜分)
受け付けを、午前は12時00分まで、午後は14時30分過ぎからにして、13:30〜14:30の【平成24年度 第2回白石高等学校学校保健安全委員会】(於:白石高校 銀杏ホール)に出席してきた。白石高校にはスクールカウンセラーが来てくれているが、カウンセリングの相談内容の件数は、2012年度(2012年4月〜2013年2月まで)は、不登校2件・学校不適応1件・人間友人関係10件・学校生活1件・進路学業1件・家庭 子の養育4件・その他15件であったが、問題行動0件・「いじめ0件であった。白石高校にはスクールカウンセラーが派遣されて相談にのっているが、一般的にカウンセリングでは「いじめ」については把握できにくいと言われているとおり、白石高校でも0件である。いじめる側はいじめている実感や悩みがないためカウンセリングには相談を求めないが、いじめられる側はカウンセリングの相談には元から期待していないからであろう。スクールカウンセラーの存在意義は、どうなっているのか。

夜は、 【木曜会】(白石市 割烹 大上 2月当番幹事:内方医院院長の佐藤秀一先生)に出席した。秀一先生の幹事役は秀逸で、大変楽しいひとときとなった(具体的には割愛)。冷やのかめ酒が出て、ビールしか飲まない私も、ついおいしく何杯もいただいた。料理は「ふぐ鍋」がメインで、良質のやや厚切り身のふぐが大量に出てきて、満足した。鍋は3つ出て、「あんこう鍋」もあったようだ。毎度8時半のうーめん時間には、亭主自ら御飯と全卵を入れにきてくれ、「おじや」となっり、大変の美味であった。



(13/2/26火曜分)
2月19日に認定産業医更新手続きを済ましたので、更なる更新単位の取得は必要なくなった。というわけで、本日出席を予定していた【柴田郡医師会産業医学研修会】(18時30分〜20時30分 於:みやぎ県南中核病院 2階講堂)、講演1:「労働行政について」(18:30〜19:30)大河原労働基準監督署署長 柴崎誠先生・講演2:「有機溶剤の管理について」(19:30〜20:30)宮城産業保健推進センター 産業保健相談員 阿部産業安全衛生事務所所長 阿部裕一先生、生涯研修・更新1単位(労働安全衛生関係法規と関連主要通達の改正)、生涯研修・専門1単位(有害業務管理)、日医生涯教育講座(CC:2、7、9、17)には、柴田郡医師会事務局に連絡したうえで欠席として、当初予定していた午後5時00分の診察受け付けを延長し、通常通りの午後6時00分とした。
 なかなか行政からの話を聴く機会は少ないので、大河原労働基準監督署署長 柴崎誠先生の講演「労働行政について」は、聴きたい内容だったのだが。






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