院長周辺雑記(67:2012年6月分)




(12/6/2土曜分)
イギリスTVR社の車の学会・親睦会であるTVR Day 2012 に、本日土曜と明後日月曜日を休診として、三連休で参加する。毎年、6月第1(土)(日)に長野県の蓼科で開催され、私にとっては2007年よりの毎年の恒例行事となっている。
TVR車は全般に雨には弱い設計だが、Tuscan Sは最も弱い車種であろう。Tuscan Sは、一定以上の速度で走行中は降雨の影響は殆ど問題なく、ワイパーもしっかりしているが、一旦停車・駐車すると、ボディーデザインと放熱のため開口部や、取り外し自由のリヤウィンドのラバーシール接触面の隙間より、雨水がどんどん侵入するのである。その割に電気系が貧弱で、ワイヤーハーネスのコネクター部の防水工夫がなされていないので、雨水侵入による電気系の不具合の危険度が高い。水をボディーパネルにかけて、開口部をさけて水が侵入しないよう気を付け、水をボディーパネルにかけて洗車することは非常に難しい。Tuscan S車に付属の取説には、「自動洗車機は絶対使用しないで下さい。どうしても洗車する時は、ホースの水を出来るだけ低圧にして、水が内部に侵入しないようボディーパネルに慎重にかけて下さい。」と書いてある。水を使った洗車をするには、霧吹き洗車が最適であろう。)今回は天気予報で降水確率が10〜30%と予測されていたので、レフレックスパープル色の Tuscan S での参加とした。(降水確率が50%以上の時は、残念ながらBMW Z4 Mロードスターでの参加となる。)
万一の雨天対策として、去年は巾広のマスキングテープを用意したが、昨年●村さんに教えて貰って、ホームセンターなどで売っている板金塗装業者さん向けの使い捨てタイプの「マイスター/自動車養生カバー 普通車用SKAY001pdf書類(268KB)(520円)をネットで見つけて3個を送料650円で購入して用意した。ゴム巾着式半透明ポリエチレン袋のようなもので、軽いです。停車して車がある程度冷えてからスッポリかぶせると(ゴム巾着部をタイヤと路面の隙間に食い込ませて固定)余熱で膨張した空気で膨らんで、マユのようだ。
奥さん運転のブリリアントレッド色のAUDI S4 を、Tuscan S が故障した時のサポート車として、午前9時過ぎに仙台の自宅から出発した。毎年、奥さんから「来年からは一人で行ってよ。」と言われているのだが、一人でTuscan S一台で行き、途中で故障し自走不能となった場合、車載車を呼んで仙台の工場まで移動してもうのはいいのだが、足がなくなって大変不便で帰れなくなって仕事に差し支えると困るので、毎年、なんとか奥さんに御願いして同行してもらっているのである。今年は、奥さんのサポート車のおかげで、怖い思いをせずに済んで、正解であった。
仙台宮城ICから入り、途中休憩・ガソリン補給をしながら、殆ど快晴のまま佐久ICで下りる。奥さんのナビで、一般道を本日の目的地で、毎年常宿としている「車山高原スカイパークホテル」(外部リンク)に向かう。天気は曇りで気温は低く、Tuscan Sには好都合である。
ところが今回、思わぬアクシデントが。目的地へもうすぐ約20km近くになって、県道152号線を南下していたところ、(株)オークサ・マテックス蓼科砕石工場(外部リンク)を通過する頃から、にわかに大粒の雨がボツ・ボツと降り始め暗くなってきた。さらに、県道40号線と合流する前のつづら折り登り道路になっている所で、4・5ヶ所の道路舗装工事のため片側一車線交互通行規制があった。このあたりから、徐々にクラッチが切れなくなってきたので、さあ大変 !!。クラッチが切れないと、ギアの変速ができず、エンジンとタイヤが直結となるので、工事用車線規制赤信号で停止すると即エンスト。クラッチが切れなくとも、シフトレバーはニュートラルになるので、エンジン始動はできるが、運良く一速に入っていなかったら、発進はムリ。クラッチが切れない少し前から、「何か一速に入りづらく、力がいるな」と感じていたのが前兆か。私はクラッチが切れない車を運転したことがないのと、前を行く奥さんは工事規制で前進しかできず、どんどん離れて見えなくなってしまい、どんどん暗くなるわ、冷たい雨は降るわ、後続車に迷惑かけるわで、少々不安でトホホな感じ。パニックに陥らぬよう、ハザード点灯してエンジン停止のままニュートラルで、ゆっくりバック(上り坂だったので)して、ぎりぎり路肩に停車する。ハザードランプ以外の電装品は全て使用中止。考えるに、ブレーキマスターシリンダーからの液漏れは液面チェックではないようだが、エアを噛んだのか、熱でシリンダーシールが相対的に変形してシール作用をなさなくなったのか。クラッチペダルは踏み応えなく、パタパタ状態。シールの熱変形が原因と望みをかけて15分間の冷却期間を待つ。圏外で奥さんとの連絡はつかない。冷却の15分程たってから、クラッチペダルを3〜4回踏み込むと、踏み応えが出てきて、クラッチが切れるようになった。エンジン始動、一速に入れて発進、殆ど二速固定で走行となる。2km程行くと、奥さんが路肩で待っていてくれた。毎年、奥さんにサポートカー係を御願いしていて助かった。もしサポートカーなしの、一台きりの体制だったらと思うとぞっとする。携帯も通じない暗い雨降りの寒い山道で一人取り残されたら、どうしよう。通りがかりの善意の方に甘えて同乗させてもらって、近くのガソリンスタンド(土曜日で開いていること多い)まで送ってもらうしかないであろう。そして、沢山の連絡手配が必要となる。毎年、サポートカー係を御願いしている奥さんに感謝・感謝。さて、これからまた、奥さんと一緒にスカイパークホテルを目指しての運転だが、再びエンストして急停車・発進不能の危険性あるので後続車に迷惑をかけぬよう、私が先に行って、奥さんは車二台分あけて付いてきてもらうことにした。だましだましの運転でスカイパークホテルに着いた頃には、雨は上がり明るくなり、所定の駐車場に駐車できて、ホッとした。
駐車場では、TVR車に詳しいクラブのメンバー(特に同じTuscan Sの三●さん)より、いろいろ御教示頂き、やはり経年変化(新車から7年目)によるシールの熱変形が原因であろうとのことになった。で、明日3日(日曜日)の走行会や昼食総会が行われるホテルアンビエント蓼科(外部リンク)や園地での茶会は、ご遠慮して、熱がこもらぬ運転で早々に仙台に帰ることにした。車検有効期限は7月6日までなので、早速、工場入庫ということになる。
夜は、ホテル2Fの「蒼穹」で、前夜祭の食事会とチャリティーオークションが行われる。今回の参加者・参加台数は、家族連れを含めても、去年より少ない。毎年6月第1土日と決まっているので、不参加の方は、それぞれの事情があるのだろう。北は東北宮城県から、南は九州大分県から参集。大分の●田さんは、大分から愛知までフェリーを使用したとのこと。以前は、大分から陸路1200Kmをかけて参加していたらしい。今年は還暦を過ぎた(私と同じ昭和26年うまれ)ので、フェリー使用となった模様。
食事は洋食バイキングで内陸部なので海産物はない。標高が高いので、圧力鍋使用しているのか。またビールの泡の抜けが早いようだ。例のごとく幹事さんの挨拶ありて乾杯。中盤に恒例の自己紹介あり、ここ一年間の自分のTVR車の経過概要を述べることになる。私は、去年までは「車の調子は『絶好調』です」と毎年報告していたが、今回は「到着直前にクラッチが切れなくなって『絶不調』です」と宣言。『絶好調』宣言は、宣言すると不調を引き起こすというジンクスがあり、禁句なのだった。チャリティーオークションには、精巧なMINIMAX製のTVRミニカー3台と、幻のアナログLPレコード用カートリッジ「サテンM21P」未使用新品桐箱入りの逸品を出品。ゲットしたのは、アルミ製フィラーキャップ・TVR公認の紫色の防寒着・イギリスのTVRクラブ製作のオフ会DVDの3品であった。二次会では早々に退散して、明日の予定を考えながら寝付く。



(12/6/3日曜分)
本日は、通常スケジュールでの集合撮影会・走行会・昼食会を兼ねてのクラブ総会が行われるホテルアンビエント蓼科(外部リンク)・その後の園地での茶会はご遠慮して、気温が上がらない午前中に、クラッチマスターシリンダーに熱がこもらぬような運転で早々に仙台に帰ることにした。毎年開催されるビーナスラインを利用した往復40Km位の走行会は、TVR車のギヤ比特性に適したワインディングロードであり、一般車がいなければ、ムネがすくドライビングが味わえる。
車山高原スカイパークホテル」(外部リンク)でのバイキング朝食を済ませてから、朝食会場で、幹事の皆様に事情を話しておいとまを乞い、オークション代金の支払い(17000円)を済ませてから、午前8時前には、ホテルを又2台で出発。山の朝は冷えて、クラッチの踏み応えは確実に戻っていた。
例年は園地での茶会が午後4時頃に終わってから帰途につくので、日曜日の夜間に長野県から宮城県までの650Kmを帰還して、月曜日の朝から白石市で診療を開始するのは大変危険なので、日曜日の夜は新潟県の柏崎市近くの日本海に面したホテル「ザ・ホテルシーポート」(外部リンク)に一泊して、翌朝の月曜日に、ゆっくり仙台市の自宅をめざして帰ることにしていた。
宿泊予定(3日)の2日前(1日夕)に、電話でキャンセルを連絡したら、キャンセル料を無料にしてくれた。ネット会員になって、ここ数年、6月上旬に毎年利用していたためか、大変気分が良くなった。また利用する気分になるものだ。
日本海に面した数十メートル以上はある高台に位置している「ザ・ホテルシーポート」(外部リンク)は、三階建て(駐車場は、Tuscan Sには必須の屋根付き)の建物で築は新しくなく、見た目はパットしないが、料理(蟹をメインとした海鮮日本料理)は旨いし、眺望が抜群で、ロビー・食堂・客室から日本海に夕日が沈んでいく時々刻々の眺めは日本人好みの風景である。宿泊料金は妥当であると思う。料理で宿泊プランを選ぶタイプなので、当日の腹具合と相談して予約すると良いだろう。私は、初回は料理第一に高いプランを選んだが、スカイパークホテルのバイキング朝食・ホテルアンビエント蓼科の洋食ランチフルコースを食した後では、とても食べ切れなかった。2回目からは料理値段の一番安いプランを選んだが、品数は減る(食材は落ちない)がそれでも量は少なくなく、又、母や奥さんの残し物をもらったら腹一杯となり大変だった。今回は、その経験を踏まえて、夕食なし(食堂でアラカルトは注文できる)で朝食付きのプランを予約していたのだが。
蓼科から佐久ICに入り、殆ど曇り空で気温が低いまま、途中休憩・ガソリン補給をしながら、仙台南ICで下りる。仙台南IC直前の菅生サービスエリアで、昼食を摂った。私はざる蕎麦としたら、なかなか蕎麦の香り・ゆで具合良好のものに当たった。駐車中のTuscan Sが見える食堂のテーブルで、惚れ惚れ自分のTuscan Sを眺めながら食べていたら、菅生サービスエリアのGSのオジサン2人がやってきて、興味深げにTuscan Sを観察していた。昼食を済ませてから菅生サービスエリアのGSで、奥さんのAUDI S4 と、私のTuscan S をハイオク満タンにしてもらっていたら、先程のGSのオジサンが「こんな車は今まで見たことないが、どこの国の何という車か」と聞いてくる。(映画のソードフィッシュや実写キューティハニーは観ていないだろうし、サッカーのベッカム選手の昔の愛車も知らないのだろう・・・西部警察のオレンジ色タスカン事故は、ニュースで見た筈だが・・・)。一応説明はしたが、フェラーリよりは稀少車なのだろう。



(12/6/12火曜分)
久しぶりに「咳喘息」の発作が起きて、午後の部は休診となってしまった。セキコム咳が出てしまって、患者さまとの会話がままならぬので、診察にならない。咳き込む医者に診察を受ける方も、いくら「風邪とは違うんですよ」と説明されても、微妙であろう。こういう時は休診が賢明だ。
「咳喘息」には、2年前にも、なったことがある。
発作性の連続した乾性咳が、特に夜間から朝方〜日中に続くのである。喘鳴は殆どない。呼吸機能をスパイロメーターで調べても、閉塞性の変化は気管支喘息に比べて少ない。「咳喘息」は早めの「吸入ステロイド剤」の使用開始が有効で、遷延化して本物の気管支喘息になるのを予防できる。私は、「咳喘息」の患者さまには、気道の攣縮を広げる気管支拡張剤と気道の炎症を鎮めるステロイド剤が入っている吸入剤「シムビコートタービュヘイラー(添付文書pdf書類642KB)」を愛用している。これが結構効いて、本格的な気管支喘息に移行する方は1割位である。
風邪を引いたあと、解熱して風邪症状が消失しても、1〜2週間以上、咳だけがなかなか抜けない方は、「咳喘息」の可能性があることを覚えておいた方が良いでしょう。
幸いなことに、「シムビコートタービュヘイラー」のおかげで、翌日より通常診療が再開できました。

しかし、残念ながら、12日夜にパレスリゾート白石蔵王で18:30から開催された【白石市医師会学術講演会】18:30〜19:00の製品紹介(株式会社三和化学研究所)食後過血糖改善剤『セイブル錠』。19:00〜の特別講演( 『経口糖尿病薬の話題と整理』。座長:公立刈田綜合病院内科診療部診療部長渡辺正先生。演者:坂総合病院副院長内藤孝 先生)。共催:白石市医師会/株式会社三和化学研究所/大日本住友製薬株式会社。日本医師会生涯教育講座:1.5単位(CC:15臨床問題解決のプロセス、63四肢のしびれ、76糖尿病)には、参加できませんでした。



(12/6/15金曜分)
七ケ宿の男子中学生が、39度の高熱・関節痛を訴えて来院。ハナメンボウ検査をしたらインフルエンザウイルス迅速判定キットでB型とでた。まだ七ケ宿地方ではB型が流行しているようだ。まだまだ油断はできない。
当院での季節性インフルエンザの最終来院記録は、2007年6月25日のインフルエンザA型1名・B型1名であった。



(12/6/21木曜分)
受付は17時40分までにして、 木曜会(白石市 割烹 大上)(外部リンク)に参加した。6月当番幹事は、「こまつ外科内科クリニック」院長の小松和久先生である。私が公立刈田綜合病院消化器内科に、昭和61年から10年間赴任していた最後の5年ぐらい前から、腹部外科に赴任され、色々な症例の手術では、大変お世話になった消化器外科医の先生である。私は、平成8年11月1日に、公立刈田綜合病院を卒業し「塚本内科消化器科」を開業したのであるが、その5年後ぐらい後に公立刈田綜合病院を飛び出し「こまつ外科内科クリニック」を、当院より直線距離で210Mの場所に開業された外科医の先生である。学年は、昨年還暦を迎えた私より5期上である(私が5年遅れたので、昭和25年生まれの61才のはず)。・・・酔っているので、後日訂正が入るかも。
「木曜会のお知らせ」に6月の木曜会の料理は「前沢牛の料理」がメインとなるとの記載があったためか、幹事含めての参加者は19名と、盛況であった。
大上亭の今井亭主のはからいで、追加料金無料で、福島市の「有限会社こうわ倶楽部」(外部リンク)から2名の和装コンパニオンさんが呼ばれていた。午後6時半〜午後8時過ぎで、2人で27,000円(大上亭の大女将の話)とのこと。実は、本日、大上亭さんには珍しく大宴会が2件(もう1件は、大上亭の2階宴会場を使用)あったそうで、料理・酒を運び下げる仲居さん役の、いつものおばちゃんでは人数的に足りなくなったからだようだ。ミディアムで箸で食べよく切ってある前沢牛のステーキは、大根下ろしをちょこっと載っけて、肉汁豊かで暖かく美味しかった。

残念ながら、酒食にひかれて、同日夜に刈田病院で開催され学問的には勉強となる第5回 刈田・中核 消化器症例検討会pdf書類(587KB)欠席してしまった。19:00〜公立刈田綜合病院2階大会議室にて開催。製品紹介:味の素製薬株式会社。症例検討会:司会:公立刈田綜合病院 消化器科 佐藤 匡(ただす) 先生(※2〜3題を予定)。ミニレクチャー:座長:公立刈田綜合病院 消化器科 佐藤 匡(ただす) 先生、演者:みやぎ県南中核病院 消化器病センター長 三浦 雅人 先生で『熱中症と肝障害』。主催:味の素製薬株式会社。



(12/6/23土曜分)
本日土曜は、午後は診療お休み。久しぶりに気分を切り換え、白石市近くの船岡の勉強会に行く予定であった。ところが、午前中に予定(上部消化管内視鏡検査2件)外の検査がどっちゃり入り、点滴も何人か必要となり、午前12時30分の診療受け付け時間に受付終了としたのだが、診療時間は大幅に膨張し、スタッフさんがタイムカードを押すのは午後2時を過ぎたようだが、その後2Fスタッフルームで談笑・駐車場で立ちながら談笑(これは院長室に設置してある防犯モニター画面でリアルタイムにもチェックできる。だれが、どのように門扉を閉めるのかも分かる。が、マイクがついてないので駐車場での談笑内容は分からない)してから、さやかさんが門扉を閉めて帰った(みきこさんは、隣のドラックストアーのポピーでなく、向かいのツタヤに寄って帰るそうだ)のは、午後2時を大分すぎてからとなった。今朝から、1F診察机の目の前のシャウカステンに、「午後3時から船岡で糖尿病の勉強会があります」ポスターpdf書類(344KB)を掛けておいたのだが、だれも気付かぬふりだったようだ。で、2時半から準備して、2時45分に出発し、船岡まで15分で着くには、車がBMW Z4 M ロードスターであっても、とても危険(平均100km/hを要す)なので、残念ながら、勉強会への参加を諦めざるを得なかった。以下に本日の勉強会の内容を記す。

23日(土):本日の勉強予定

 【第13回仙南地区糖尿病研究会】(15:00〜17:30)

 柴田町・ホテル原田inさくら 2F「萩の間」
 参加費:医師の方のみ:1,000円。

 総合司会西陵内科院長 齋藤 和子 先生

 特別講演@(15:00〜16:00)
 座長 三浦内科胃腸科クリニック院長 三浦 義邦 先生
 演題『当院における糖尿病患者教育
 演者 東北厚生年金病院 認定看護師 冨永 幸恵 先生

 特別講演A(16:15〜17:30)
 座長 丸森病院院長 大友 正隆 先生
 演題『リスクファクター
 演者 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター
 循環器内科部長
 篠崎 毅 先生

 共催:
 仙南地区糖尿病研究会/宮城県糖尿病対策推進会議/
 宮城県病院薬剤師会県南ブロック/仙南薬剤師会/
 ノボ ノルディスク ファーマ(株)

 日本医師会生涯教育講座認定:2.5単位


実は本日、京都教育大学附属高等学校(外部リンク)3期生同窓会が、18:00より京都市の新・都ホテルで(会費:10,000円)であったのだ。今回の同窓会は前回の同窓会から6年ぶりで、皆が還暦過ぎたばかりで、貴重な同窓会なのだ。だが、お知らせの往復葉書が、仙台の自宅に届いたのが5月24日で、自宅に帰って目にしたのは5月27日。なのに、既に「6月の診療カレンダー」を院内・ネットで公表していたので、どうしても調整がつかず、残念ながら欠席としていたのだ。



(12/6/29金曜分)
本日は、奥さんが関係している音楽コンサートの、宣伝です。音楽好きで午後7時までに聴きに来られる方は(仙台市にお住まいの方でなくとも)是非お出かけ下さい。1000円です。必ずや「ピアニスト一世」さんのファンになりますよ。私は、以前、川崎町での「ピアニスト一世」さんのコンサートを1回聴きに行った(奥さんに勧められて)ことがあるのですが、なかなかのタレントと感心致しました。本日も聴きに行きたいのですが、本業が白石市で午後6時00分までありますので、残念ながら行けません。コンサートの、お花の用意は、奥さんに頼んで、私の名前で用意万端です。

一世氏と奏でる 杜の音(ね)コンサート

【 「一世(Issei)氏と奏でる 杜の音(ね)コンサート」 】


一世氏と奏でる 杜の音(ね)コンサート


 仙台市・仙台市シルバーセンター交流ホール(外部リンク) 
18:30開場 19:00開演

[出演]

梅津美智子/ソプラノ(私より1才若い妹)
石龍たき子/ソプラノ
塚本若菜/ヴァイオリン(私より1才若い妻)
中島はるみ/ソプラノ
矢野純子/ピアノ(妻と同年の友達・東京品川在)

一世(Issei)/ピアノ

全自由席 1000円

[チケットお問い合わせ]
022-222-6667 (石龍たき子様)

参考:
一世(Issei) オフィシャルサイト (外部リンク)

一世(Issei)オフィシャルブログ(外部リンク)


こういうジャンルの音楽に
興味がある方は、
[チケットお問い合わせ]
022-222-6667 (石龍たき子様)
を通して、
是非、お聴きにいらっしゃって下さい。




(12/6/30土曜分)
ツバメ(外部リンク)の巣作り・子育て・巣立ちが、毎年、開業以来の当院の風物詩となっている。当院駐車場側の建物外壁に赤色回転灯(パトライト)が設置してあり、径14cm位の回転灯の上面に営巣するのだ。上面と2階のベランダ下面との隙間は9cm位なので、カラスやヘビなどの天敵には襲われにくい好都合のシチュエーションである。この赤色回転灯は、当院北側にある夜間赤外線侵入者警報装置・警報ベルと連動しており、赤色灯を回転点灯するように設計されている。また、何かあった場合、室内のスイッチで強制回転点灯でき、外部に異変を知らせることが出来る。幸いにも、今までツバメさんが営巣している時には一度も作動することはなかった。鳥さんが好きな奥さん(ジュウシマツを子供の頃から結婚して長男が生まれる頃まで飼っていた。)なので、感化された私は(実はカラスさんにも、環境問題を絡めて、それなりの親しみをおぼえるのだ。)、毎年、心暖かくツバメさんの成長を見守ってきた。パトライトの下にあるコンクリート台は、ツバメの糞が落下して、汚くなったが、全然いまわしい感情は湧かず、ツバメさんの成長をとてもハッピーに感じてしまう。この糞や巣は、夏になれば高圧洗浄機で洗い流すのだ。でも鳥さんの糞が自動車の外装に付着したら、早めの洗車が必要だ。ツバメさんの子供は、親の8〜9割位の大きさに成長しても、自分は子供として親に給餌をねだるし、両親は子供が自分と殆ど同じ大きさになっても、自分の子供として狩猟してきて給餌することをいとわない。生物として組み込まれた本能に基づく行動なんだろうけど、尊敬してしまう
ところで、昨日よりツバメ親子の姿が消え、巣だけが残されている。巣立ちの時期を迎えたのであろう。私はホットして、彼らの今後の幸福を祈るのみである。暑くなれば、また再び高圧洗浄機での巣や排泄物の掃除となるのであろう。巣はそのままにして、来年にまた使えないものであろうか。やはり、愛の巣は、自分自身たちで築いてこそのものなのだろうか。
なお「ツバメが巣をつくると縁起が良いと言われている」(外部リンク)そうです。なぜか、当院は開業以来ラッキーなことが続いているのは、ツバメさんの御陰でしようか。

夜は、母の米寿の御祝い食事会を身内で行った(と言っても、妻と妹で考えた企画)。午後7時30分から、ウェスティンホテル仙台(外部リンク)37Fの、京都の老舗、京料理「熊魚菴(ゆうぎょあん) たん熊北店」がプロデュースしたと自称する日本料理レストラン「一舞庵 いちむあん」(外部リンク)に、母・私・私の妻・長男・三男・私の妹・妹の夫(=梅津内科医院院長の梅津佳英先生)が集まった。メニューはコースの夕膳「京・きょう」pdf書類(251KB)とした。私の母は、京都のサテン音響の経費で、父と良く外食に出かけて(私も子供の頃から良く御相伴させていただいたので、味はよく分かる方だ)健啖家であったが、さすが88才にもなると食が細くなり、量の少なめのメニューを注文したようだ。

・前菜 / 季節前菜盛り合わせ
・煮物椀 / 鱧葛叩きと京都賀茂茄子 清汁仕立て
<友膳>
 ・お造り / 季節の鮮魚盛り合わせ
 ・焼物 / 銀鱈味噌漬焼き 合鴨赤ワイン酢煮
 ・酢物 / 蛸ちり つぶ貝添え

・主菜 /(お好きなものを一品お選びください)
・黒曹以の煮付け
・カットステーキ(国産牛)特製湯葉餡かけ
・車海老と旬菜の天婦羅
・一舞庵名物すっぽん丸鍋
・牛タン焼き
・止椀、とうもろこし御飯、香の物
・デザート / 自家製アイスとフルーツカクテル
(一舞庵さんの計らいで、母のデザートは大きい角皿にのっていて、チョコで米寿おめでとうございますの文字が追加されているのは定番すぎ)

母は、主菜に「カットステーキ(国産牛)特製湯葉餡かけ」を頼んだが、牛肉の量が少なく、全て食べ切れて良かった。私と息子達は、主菜に「すっぽん丸鍋」を頼んだが、私は、京都のすっぽん料理の「大市」(外部リンク)を思い出し、行きたくなった。昔(私が中学生の頃)の大市の二階座敷は、歴史的築年数にて傾いていました。

給仕の女性従業員さん一人に、突然に、「昨年の震災の時、37Fのここから津波は見えました?。」と聞いたら、すぐ「良く見えましたよ」との返答があった。「どのように、何が見えましたか?。」とは心療内科医の私には聞けません。



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