(12/5/2水曜分)
朝からの
雨だが、何か花火の勢いがよい。確か本日から
雨天決行で「
白石市民春祭り〜片倉公まつり(外部リンク)=
SAVE(847KB)」(白石市産業部商工観光課内白石市民春まつり実行委員会主催)が実行されるらしい。白石在の皆さんは、結構盛り上がるようだ。仙台市から通勤組の私は参加したり見たこともありません。清原歯科医院の先生は、地元なので昂ぶっていることでしょう。
参照:白石市HP掲載の「広報しろいし6月号の【特集】白石市民春まつり(SAVE) (32-33P)(374KB)」
(12/5/3木曜分)
本日より4日間は、当院はカレンダー通り、
5月のゴールデンウィークの
4連休である。4連休中に1日の休日当番医が入ると、最あくは2連休止まりとなる。これだけは運によるのだ。
仕事片付けのため、5/2夜は白石市の塚本内科消化器科の2F院長仮眠室に泊まった。
BMW M ロードスターのスタッドレスタイヤを
ノーマルタイヤに交換して貰うため、5/3午前11時に、
Sendai BMW泉店に予約していたため、午前10時過ぎには白石市を出発し、東北自動車道経由で泉に向かった。通常30分ぐらいで着くところが、連休初日の下り線渋滞で1時間40分位かかり、Sendai BMW泉店に到着したのは昼の12時頃となった。
Sendai BMW泉店担当の柿本さんと車の話し(現行Z4は、以前のモデルの幌からメタルトップになったので、天井が重くなり重心が上昇してしまったり、重い天井を支えるためにトランクルーム内に補強構造物が張り出して、トランクルームの容量がオープン時には極端に狭くなっている=高級座布団が余裕で一枚入る程度なのだ。)をしている内に20分位でタイヤ交換は完了した。約1万弱、法人の経費にはならないので、私の小遣い(白石方言でホマツ)から支払う。夏タイヤはグリップが良いので、高速での普通の加速位では、DSTが介入しないので安心できて、なかなか良い感じ。(スタッドレスタイヤでは、エンジントルクが大きいので、高速の普通の加速位でも、DSTが介入するので安定感がないので不安)。あとは、仙台市の石垣町の自宅に帰って、久しぶりの、
日中からの飲酒タイムとなる。
(12/5/4金曜分)
4連休2日目は、奥さんと一緒に、仙台市から、新幹線で東京は豊洲の義母の家に遊びに行く。
朝食は、新幹線仙台駅中の蕎麦屋「
伊達なそば処 あさば」(外部リンク)で摂る。私は「鴨汁つけ蕎麦」、奥さんは「そばがき」、美味しく戴きました。駅中の蕎麦屋というと、最初から蕎麦の品質には期待していないものだ。が、何年か前に、時間つぶしに「鴨汁つけ蕎麦」を食してレベルの高さに感心した。「あさば」駅中店は出店で、本店は仙台市にあるそうだ(行ったことはない)。以後、時々利用しているが、蕎麦粉の状態が良くない日を除いては、なかなかのレベルをコンスタントに保っている。仙台〜仙南で、私の一番のお気に入りの店は「
蕎麦の音」(外部リンク)である。
義母の家は江東区豊洲の
パークシティ豊洲(外部リンク)の24Fにある。地上52階建ての24階だったためか、2011年3月11日の地震時は、そんなに揺れなかった(震度2位?)そうだ。高層建築物は長周期振動により、最上階が大きく揺れるらしい。バルコニーに向かった窓からの眺望には、最低8倍程度のビノキュラーが必要で、義母が常に常備している。対岸は、千葉の房総半島の袖ヶ浦市から木更津市あたりまで見えるようだ。「海ほたる」も遠くに見えるし、最近2012年2月12日に開通した何たら「恐竜橋」=「
東京ゲートブリッジ」(外部リンク)が正面に見える。
夜は、病院勤務で忙しく滅多に会えない
次男を囲んでの
食事となる。義母にも同行を御願いした。次男は
都営地下鉄大江戸線(外部リンク)の若松河田駅近くに住んでいるので、ムダな移動時間を掛けさせないよう、こちらから一駅前の東新宿駅近くの飲食店を探した。「
ぐるなび 東京」で、なるべく駅近くの店を探したら、エスニックな
本格タイ料理屋を見つけた。その名は「
ディチン(外部リンク)・
DEICHN(外部リンク)」・「
ディチン(SAVE)(460KB)」というお店。午後7時から3人で予約した。午後4時開店〜ラストオーダー午前5時という凄い店だ。新宿は夜が遅い町だからであろう。
東新宿駅A1出口から出たら、職安通りを挟んで丁度斜め反対側にあるという、分かりやすい立地にある。と、思って行ってみたら、確かにタイ料理屋を見つけたのだが、ビル2階にあって「タイ料理・居酒屋=
トンタイ(外部リンク)」と名前も違う。
ディチンは、確か地下一階のはずなので、職安通りに沿って約15メートル行ったら、別のビル地下に向かう階段があって、やっと行き着けた。地下には沖縄料理店もあった。
ディチンは、タイ人中年夫婦がこぢんまり切り盛りしている店のようで、旦那が料理人で奥さんがウェイトレス係のようだ。入店時には他の客が4組位入っていて、それなりの繁盛店のよう。
私は、お腹が空いていなくて、3種類あるコース料理(タニヤコース
2,950円・スクウィットコース3,500円・バンコクコース8,000円)のうち、一番安くて、こぢんまりした「
タニヤコース」と、飲み放題 2時間 1500円を頼んだ(でも飲めたのは、中ジョッキビール3杯が限度)。他の三人は元来少食なので、単品料理のヤムウンセン(春雨サラダ)880円・ヤムタレー(シーフードサラダ)980円・パットパクルアムミット(五目野菜炒め)980円などを頼んだようだ。
一番安い「
タニヤコース」でも、「ソムタム」=青パパイヤのサラダ、「ガイヤーン」=タイ風焼き鳥、「ラープカイ」=鶏肉のサラダ、「ムーデツデヨー」=豚の一夜干しの唐揚げ、「トムヤムクン」=大えびのハーブスープ、「カオスワイ,カオニヨウ」=ジャスミンライス,カオニヨウ、「カノム,アイス」=タイ風お菓子とアイスクリーム、「コーヒー」=コーヒーと盛り沢山だ。「ぐるなび」には、確かに、「ヘルシー料理が満載! 宴会コースはボリューム満点!!」と書いてある。とても私一人では食べきれないので、皆で分け合った。料理人の旦那さんが、優しい人で、サービスで数品つけてくれて、皆が腹一杯となった。
私は、今回初めて本格的家庭風タイ料理を味わったのだが、タイ独特の香草の使い方(一種ドクダミ風の香草はパンチを感じた)が現地の環境に合っているのだろう。ときどき出てくる酢っぱ味は、汗を抑える効果があるようだ。今まで何回もインスタントも含めて出会ってきたが、ここディチンの「トムヤムクン」は最高だ。
ディチンのタニヤコース
(オーナーがぐるなびに投稿した写真を転載させていただきました)
次男とは現地解散となり、次男は職安通りを若松河田駅方面に一駅歩いて帰る。義母と私たちは、逆方向に地下鉄大江戸線経由で月島で出て、タクシーで義母とパークシティ豊洲の家で分かれてから、東京駅近くの「
ホテルメトロポリタン丸の内」(外部リンク)27Fにチェックインした。
(12/5/5土曜分)
国立新美術館(外部リンク)で開催されている「
セザンヌ=パリとプロヴァンス(420KB)」展を見に行った。
セザンヌ パリとプロヴァンス(137KB)
Google画像検索「セザンヌ」(外部リンク)
今回も美術館での実物鑑賞には、がっかりした。展示物への照明が
暗く(200〜400ルクス?:後日に調べてみます)、照明の色温度が
低く(白熱電球光の3600ケルビン?:後日に調べてみます)、肉眼では色が正確に認識できません。暗所では
彩度が極端に落ちます。これは、
色彩の画家であるセザンヌには致命的であります。美術鑑賞ではなく、まったく時代物骨董品鑑賞(意味があるのか?)です。これは、他の現代物でない美術展に共通に言えることでしょう。美術品の色彩が、照明で劣化するのを恐れての処置なのでしょう。ちなみに、光で更に色彩が劣化しやすい日本の自然染料を用いた「浮世絵」版画は大変です。20年ぐらい昔、東京の某個人立浮世絵美術館を見に行ったときは、版画に50ルクス位の照明が当たっているだけで、他は闇の真っ暗、手探り状態で、転倒しないかとヒヤヒヤものでした。
最近は、美術品にダメージを与えない、特殊な明るい照明を採用する美術館がふえつつある、との報道をみるにつけ、今後の美術館訪問が期待されます。
いつでも、私は展示を見終わってから、展覧会のスーベニアショップで、必ず入場料と同じぐらい高い
展覧会目録(もちろん
カラー写真入りの豪華版)を購入します。
明るい「カフェテリア カレ[B1F] 語らい」で「仔羊の
プロバンス風なんたらリゾット」を食べながら目録を眺めたら、なるほど
色彩の画家セザンヌを堪能できました。
暗い展覧会会場では、「絵を見たら、セザンヌって、デッサンも崩れて、人間が人間の形をしていない描線しかできない、ヘタヘタ(ヘタウマでない)画家なんだ。自画像でも、ハゲた変なオッサンだし、一代で銀行家になった裕福な父を何年もだました、ボンボンで、かくれてモデルと子供をもうけ、自分勝手な人生を好きに過ごして、雨天の野外で絵をかいたりしたからしんだんだそうだ。なんで、この人の絵が評価されつづけているんだろう。」と不思議に感じられました。
印刷物の方が実物より良いのでは、暗所で実物展示する意味がないのではないか。ダメージを与えない特殊な照明に切り換えていくべきでしょう。又は、実物会場に併設して、精巧なレプリカを実物会場と全く同じレイアウトに明るく展示する会場を設けるべきでしょう。
美術館の学芸員さんて、何の疑問も感じていないのかしら。美術品の薀蓄には詳しそうだが。
帰りには東京駅で、お笑いTV芸能人のロケ弁にも好評なそうな「
叙々苑の焼き肉弁当(209KB)」2,400円を4人前買って、帰仙した。(仙台に旅先などから帰ることを
帰仙、白石に訪れに来てくれることを
来白と言うようだ。)
この「叙々苑焼き肉弁当」は、常温に冷えても、焼き肉が柔らかく、タレも常温で美味くなるレシピのようだ。ボリュームもあり、仙台の自宅で子供達と食して、満足であった。
(12/5/6日曜分)
GW連休明けの明日からの仕事に備えて、午後3時には
夏タイヤに換えた
BMW Z4 M ロードスターで、白石市の「塚本内科消化器科」に到着。GW最終日だが、東北自動車道の上り線に渋滞はなかった。
7年前の、GW連休明けの5月7日(月)早朝に、冬タイヤのままの
BMW Z3 ロードスターで白石市に出勤途上にて、(
高橋兄弟自動車商会で定期点検直後で、ウォーターポンプへの配線コネクターを元に戻し忘れてオーバークールになって困っていたのだが)、今度は左後輪のハブナットの締め付け不良で、左後輪タイヤが150km/h付近でコマのように振れてぶれてタイヤのグリップを失って、東北自動車道仙台南インター近くでスピン喰らって中央分離帯に前部激突し全損を経験してから、GW明けの早朝運転はやめにしているのである。もちろんディーラーは、理由を言わず、だまって高橋兄弟自動車商会から
Sendai BMW泉店に変更した(「
BMW JAPAN 」(外部リンク))のは言うまでもない。早速、Sendai BMW泉店に、
BMW Z4 M ロードスター(セパン ブロンズ カラー)を注文したものだ。
(12/5/8火曜分)
診療受付を通常の火曜日より10分早く、17時50分として、18時30分からの白石市はパレスリゾート白石蔵王で開催された
【白石市医師会学術講演会】に、奥さんのブリリアント レッドのAUDI S4を借りて、出席した。シート・ミラーポジションは、奥さんが「1」で私は「2」と決めてあるので、お互いに乗りやすい。
18:30〜19:00は、MSD株式会社の製品紹介『C型代償性肝硬変に対するペグイントロン・レベトール併用療法について』があった。
特別講演は19:00〜で、司会は
公立刈田綜合病院消化器科部長の
佐藤匡先生が務められ、演題『
C型慢性肝炎 今年の治療戦略(84KB)』の演者は
、みやぎ県南中核病院消化器病センター長の
三浦雅人先生が務められた。
参考資料:「
平成24年B型C型慢性肝炎・肝硬変治療のガイドライン(224KB)」=平成23年度厚生労働省厚生科学研究費肝炎等克服緊急対策研究事業(肝炎分野)
ウイルス性肝炎における最新の治療法の標準化を目指す研究班作成。
ここ三四年前から、共済組合連合会虎の門病院の熊田博光先生が中心となって「ウイルス性肝炎における最新の治療法の標準化を目指す研究」がなされ、その研究成果として「
治療のガイドライン」が毎年発表されてきた。が、一年ごとに「ガイドライン」が
コロコロ改定され、
肝臓表専門医でないと、なかなかついていけない内容となっていた。また、「ガイドライン」では、「・・・
が望ましい。」との表記が目立つが、・・・の検査や治療は、未だに
保険診療上はでは認められていないのが殆どである。例えば、ある検査は日本(SRL)でも可能だが、自費でウン万円も掛かるそうだ。だから、一般の診療所・病院レベルでは「ガイドライン」に沿った肝炎治療など行えず、肝臓病専門医が常勤している病院(最新のガイドラインでは、新しい経口剤は重大な皮膚科的副作用の発生が200人に1人程度あるので、加えて
皮膚科専門医も常勤していなければいけないと書いてある)に紹介して御願い申し上げる次第である。この基準に該当する病院は、仙南(宮城県の仙台市より南の地域)では「
みやぎ県南中核病院」一施設しかないのだ。
三浦雅人先生は、昭和61年新潟大学医学部卒で・・・・私が公立刈田綜合病院
消化器内科に勤務していた頃、私が開業する前の数年間、刈田病院の肝臓外来を担当していただいた先生だ。昼の休憩時には刈田病院の医局でゴロゴロ(=ダイエットか昼食抜き=)されており、いろんな肝臓の話し拝聴したものだ。また、「朝に朝刊をチェックするのは、お悔やみ欄からだ」との話しを聞いたときには、仕事への傾注を感じさせられ、大変感心させられた。昨年の夏には、偶然、日本内科学会の教育講演セミナーを、「山形テルサ」でご一緒した。昨年は、宮城県が進めているウイルス肝炎治療連携事業関連で、当院から3〜4人を中核の三浦先生に紹介し、落ち着いた2人に中核の三浦先生と連携しながら、当院で週一のペグイントロン注射を行った。1例はC型ウイルス完全駆除され著効・1例は副作用のうつでドロップアウトとなった。
共催は、白石市医師会/MSD株式会社で、日本医師会生涯教育講座
1.5単位(CC:18全身倦怠感、27黄疸、51嘔気・嘔吐)を有り難く戴いた。車だったので講演会後の情報交換会は辞して帰途についた。情報交換会をノンアルコールにすれば、もっと出席率が上がり、協賛メーカーさんはコスト削減と、一石二鳥なのにと考える私は浅はかかな。
(12/5/15火曜分)
午前の診療受け付けを11時30分までにして、看護スタッフを2人(葵さん・幸恵さん)連れて、学校からの迎えのタクシーで当院を13時00分に出発し、
学校医活動として
越河小学校定期内科健康診断(内科結核検診)(13時20分〜14時30分)に出張してきた。在校児童は七十名台に減っているので、丁寧な内科診察を心がけても約一時間で終了。送りのタクシーで帰り、午後の診療受付は15時00分からとなった。やはり、F1事故の影響で、越河小学校では今年も屋外プールは使用しないそうだ。校庭の除染の目途も立っていないそうだ。
持参の
3単位計測ガイガーカウンター「
miniTRACE βCSDF」
で、室内と校舎側屋外の
表面汚染を、セシウム137の
Bq/平方p値で測定してみたら、室内の学習机表面は殆ど白石市の当院のテーブル表面と同じレベル(0.05Bq/平方p位)であったが、校舎側屋外地表面では所々
3.7超Bq/平方p位の
ホットスポットが見つかった。時間がなく、校庭運動場は測定しなかったが、けっこう高値がでるのであろう。去年にはなかった(宮城県は放射能重点測定地域には、まだ指定されていなかったため)が、今回は校庭の北東側に一カ所、文科省の予算で設置された地上1mの空間線量率測定モニターポスト(太陽光発電パネル付き)が立っていた。
(12/5/30水曜分)
午後の受付は17時40分までにして、 【
第64回白石市医師会定時総会】(18時30分から、玉幸亭にて)に出席。総会では、数議案の審議・議決があるので、総会成立のためにも委任状の葉書投函ですますより、会員としての参加が望ましい。議案は、特段の質問もなく、拍手多数にて全てが成立してなりより。
来年より「白石市医師会」(構成する白石市医師会会員は、開業医師・病院勤務医師・自宅医師が資格がある)の
法人格が、法律に基づき
変更されるので、その移行準備の書面が膨大なものとなっており(税理士・司法書士さんにおまかせしているようだが)大変らしい。
定時総会後は場を変えて、
白石市医師会会員懇親会となる。会費は3000円である。