院長周辺雑記(55:2011年6月分)




(11/6/2木曜分)
午後は診療カレンダーのご如く休診にして、白石高校の内科健診に行ってきた。ワゴン車のマツダボンゴブローニィーに健診道具一式と看護婦さん二人を乗せて往復。本日は男子生徒で速やかに進んだが、最後に専攻科の女子生徒40名がきて、進行は緩徐となった。会場となった会議室は結構寒かった。今日の三回目で今年度は終了。



(11/6/4土曜分)
安藤建設株式会社東北支店より「塚本内科消化器科震災復旧工事御見積書」が届いた。部長さんが持参されてきた。



(11/6/5日曜分)
来週の土日のTVR Day 2011pdf書類(当院のスタッフたちには、年に一度の車の学会と言ってある)に備えて、自宅近くのオートバックス根岸店に用品の買い物に行く。万一の(クーラント)と(エンジンオイル)は必須だ。故障した場合、ローダーに車載される前のエンジンブローを防ぐためだ。専用ブースターケーブルはトランクに常備している。走行中は大丈夫だが、駐停車時の降りそそぐ雨水に弱いTVR車には、万一の防水用品も欠かせない。とっさの降雨時のボディー隙間からの雨水の漏水を守る幅広マスキングテープや、車全体を包み込む一時的なボディーカバー(擦り傷が付くので使用したくないもの)は以前のTVR Dayから購入して用意してある。蓼科が会場なので、長野県の降水確率予報50%以上の時は、Tuscan SでなくBMW Z4 Mロードスターでの参加となる(一昨年)。よって今まで一度も防水用品の御世話になったことはない。なお、新車のTuscan Sに付いてくる正規英文取説(日本語訳も付属)には、いわゆる洗車はしないで下さいとある。ホースで低圧の水をボディパネル面にかけて、FRPボディパネルを軽く洗い流す程度はよろしいが、くれぐれも隙間に気を付けて、隙間から車体内部に水分を浸入してはいけないとのこと。高圧洗浄機は、もってのほかという。なんのことはない、TVR車は車体内部の電気系統のコネクターさえ防水考慮品ではないということ。ワンメイクレース用の基本車両を、なんとか街乗り可ということにして市販していたのだ。雨の日には乗れない全く趣味の車、というより商品としての車ではないであろう。TVR-CCJ の皆さんは、TVR車は街乗りでもOKな身近な乗用車ですと強調し、雨でも走るし、普通に手洗い洗車はするし、自動洗車機を常用していると豪語される方々も一部おられるようですが、私にはこわくて出来ません。操縦性や乗り心地も、乗用車というよりレーシングカートに近い。もちろん公道を走るので、ワイパーは付いているが、霧雨用であろうか、私は一度も使用したことはない。帰りの旅程で一泊するが、定宿は屋根付き駐車場がある新潟県は米山のザ・ホテルシーポートin新潟柏崎と決めている。
じゃ、いわゆる洗車はどうするのか・・・・・と言うと、ドライブから帰ってきたら即刻、先ずフロント周りやナンバープレートに付着した虫類を、ポリバケツに水を入れて清潔なタオルを都度洗いながら、その水濡れタオルで、力を入れずに洗い流します。「虫落とし洗浄剤」等を使う必要はありません。次には「リンレイ ホコリキャッチャー ブルー」(ふわふわモップが凹凸・曲面にフィットし、超微細なミクロ繊維がチリ&ホコリをしっかりキャッチします。とのこと。598円。)でさっとボディの砂ぼこりなどの付着物をはらって落としてから(上のパネルから下のパネルへが原則。モップは使用後、毎回洗濯する。)、「ソフト99コーポレーション フクピカ コーティング施工車専用」(サッと拭くだけで、汚れを拭き取ると同時にコーティング本来の艶・光沢感に仕上がります。とのこと。12枚入り798円。以前はペイント シーラント製品を愛用していたのだが、最近のオートバックスには在庫していないようだ。)を三回だたみにして、表裏16面を、汚れかけたら、ケチらないで3〜4枚どんどん使って、どんどん新しい別面にして、パネルの一画ずつ進行方向に直角に一方向に清拭していくという、とても簡単な方法です。この清拭はボディの場所を選ばず、フロントガラスウィンドウ・リアプレクサスウィンドウ・プラスチック面・前後ライト表面・ナンバープレート・ミラーにも使えます。慣れると10分以内に終了します。一般の洗車での水洗い・シャンプー・水洗い・セーム皮などでの水分拭き取り・ワックスか簡易コーティング剤処理・拭き上げを考えたら、超お手軽です。ボディに専門業者さんの良質のガラスコーティング剤処理(これが車検毎に10万少しこすのは高いが)がなされて定期のコーティングメンテナンスを受けていることが基本となりますが。なお、車の下回りは、年に2から3回、ガレージに備えた深いピットに入って、きれいな水濡れタオルで拭きあげるだけです。首が疲れますが。付け加えると、タイヤホイルは洗いません。8気圧20L用量の電動コンプレッサー空気で、ほこりを吹き飛ばすだけです。少しはホイルに残りますが気にしません。さっと濡れタオルで拭き上げます。もちろんタイヤには、タイヤコンパウンドを痛めるタイヤワックスなんて塗りません。・・・・・と長い個人的薀蓄でした。室内清掃については別の機会にでも。

さて本日6月5日は、私の母の誕生日(86才)。誕生日にかこつけて、誕生お祝い食事会を石垣町自宅在住の家族全員5人(猫ちゃん二匹は自宅待機)が参加して行いました。午後7時から、場所はウェスティンホテル仙台(THE WESTIN SENDAI)37Fの、「日本料理レストラン 一舞庵 いちむあんpdf書類」の夕膳pdf書類を予約して個室をとった。私は初めてのウェスティンホテルだが、家族は「花牛」など利用しているらしい。37FはSS30のアンテナ基台が下方に見える程の仙台一の高所で、仙台東方の海は一望できる所である。あの巨大津波上陸は、当日にリアルタイムで見えたに違いない。私と三男は「栂尾・とがのお(仙台牛と一舞庵名物すっぽん丸鍋のディナーコース)」を、母と妻・長男は「京・きょう」を頼んだ。

栂尾・とがのお」の品書きは、
・先付 / 季節の先付 二種
・温菜 / 湯葉オムレツ べっこうあんかけ
・スープ / 一舞庵名物すっぽん丸鍋
・季節の鮮魚 / あわび又は伊勢海老の鉄板焼(私は伊勢海老・三男はあわび)
・季節サラダ / 一舞庵特製お野菜のドレッシングにて
・主菜 / 一舞庵特選和牛の食べ比べ(最初はどちらも出て、食べ比べられると思った)
・宮城県産仙台牛サーロイン120g(私・三男とも、量が多いこちらを選んだ)
・宮城県産仙台牛フィレ100g(こちらは出ない。食べ比べの味わからない。)
・季節野菜 / 焼竹の子 アスパラ れんこん 春子椎茸 小玉葱新じゃが 等
・食事 /(いずれか一品お選び下さい)
炊立て釜炊き御飯のガーリックライス・梅じゃこ御飯
・香の物 / 5種盛り
・止め椀 / 仙台味噌仕立て
・デザート / 一舞庵謹製ソルベのチョイス フルーツ盛り合せ
・食後 / コーヒー 又は 紅茶 又はハーブティー

京・きょう」の品書きは、
・前菜 / 季節前菜盛り合わせ
<二の膳>
 ・お造り / 季節の鮮魚盛り合わせ
 ・焼物 / 鱸玉素焼き
 ・焚合 / かぶら煮あんかけ
 ・酢物 / 焼南蛮漬け
・主菜 /(お好きなものを一品お選びください)
サイコロステーキ(豪州産)・旬魚の煮付け・名物すっぽん丸鍋・若鮎天ぷら

・ご飯 / 鞍馬御飯
・止椀 / 仙台味噌仕立て
・香の物 / 季節香の物
・デザート / 自家製シャーベットとフルーツの盛合わせ

正直に見た目は、お値段ほどの差は僅かのようでした。食材の仕入れ価格の違いでしょう。
といっても、皆とても美味しくいただきました。
(念のため、お食事料金は法人持ちではなく、個人持ちです。)



(11/6/11土曜分)
本日から三日間休診にして、年1回のTVR車の学会 TVR Day 2011に参加する。長野県の蓼科TVRCCJ会員日本全国から二日間(6/11土:前夜祭・6/12日:総会pdf書類参集するのだ。今年は北は宮城県から南は熊本県までのメンバーが、本人または家族連れで集まる。予定の車種は、ビクセン1台・グリフィス4台・キミーラ8台・サーブラウ5台・タモーラ1台・タスカン5台・T350が5台・サガリス1台の計30台がエントリーしている。参加人数は大人が連れを合わせて55名、そのほか連れの子供が7名である。私はレフレックスパープル色のタスカンSで参加し、エマージェンシーアシストとして奥さんが私の母を乗せてブリリアントレッド色のアウディS4で参加する。私の母は6月で86才となり、参加者では最高齢であろう。3年前から参加している私の母は、車の免許は取ったが適性がないと自己判断して車は運転しないが、車に乗せられての長距離ドライブやジェットコースターに乗ったりするのが大好きで、今回のTVR Dayの旅を大変な楽しみとしているようだ。
特に雨には弱いTVR車なので、私は雨の日には乗ったことがない。一昨年のTVR Dayは寒い大雨にたたられ、私はBMW Z4 Mロードスターでの参加となった。カスケイドインディゴ色のタスカンSで参加した愛知県の●村さんは、一晩の屋外駐車中に雨水がリアウィンドスクリーンの周囲の隙間から浸入し、室内が水浸しの浸水となり、ドライヤーなど使って乾かすのに一週間かかるという大変な目にあったらしい。TVR車で出かけるときは、天気予報の収集が欠かせない。一時間・三時間毎の天気予報も、みていると数時間で降水確率が変化するので最後の最後まで気を抜けない。今回の週末は梅雨前線の接近により雨模様の日が続くので、天気予報情報をリアルタイムに見ていくにつけ、土曜日の朝に仙台市を出発するにあたって、どちらの車で行くかは最後の最後まで決定に悩んだ。午前9時の予報で、長野県は土曜午後からは晴れて、日曜の日中は降水確率10%の曇りとなり夜は一時雨(このころは屋根付き駐車場がある新潟県にて宿泊)とのことで、TVR車のタスカンSで出発することとした。しかし午前9時現在、仙台市は小雨が降っている。走っている分には雨水の浸入はないが、信号などでの停車時がおっかない。よって、ガレージ内で巾約5センチのマスキングテープでリアウィンドスクリーンの周囲の隙間を塞いで養生する。この作業に10分かかった。さて雨の中、アウディS4と、午前10時半過ぎに出発となった。東北自動車道宮城インターより入る。途中、安達太良サービスエリアでトイレタイム・二次会持ち込みの福島県産おつまみを買う。サービスエリアで駐車中に雨の水滴がボディーに付着するが、サービスエリアをでての高速走行中に、駐車中に付着した雨滴は風で飛ばされ消失する。佐野サービスエリアで二台とも給油。この頃には晴天となった。現在は東北自動車道から高崎方面にジャンクションでつながっているが、車のナビ地図には載っていなかったので、佐野インターを降りて国道50号をしばらくいってから、再び自動車道に乗る経路をとる。知っていたら佐久インターまで土日高速1000円なのに、一旦降りたので2000円となった。後はナビに従い佐久インターでおりて、「車山高原のホテル」駐車場を目指し、午後5時過ぎの明るいうちに到着。日本でずらりとTVR車がこれだけ駐車場に並ぶのは、TVR Dayでしか目にすることはできない。ついたとたん車談義にとなるが、奥さんと母を連れて、お部屋で一休みとする。
部屋で、東日本大震災へのチャリティーオークションへの出品物に付ける付箋のコメント記入を行う。今回は、TVR車の1/43ミニカー3台と、防災グッズを集めたセット3点を出品する。パウチに湯か水を注ぐだけの「非常食」(五目ご飯、これが何とも美味しい。プラスチックスプーンも入っている。)。「非常用トイレ」(ふりかけゲル化剤・消臭スプレーと排泄物処理収納袋のセット)は白石市の診療所での断水時には随分と御世話になった。「カセットガスコンロバーナー」は、カセット別売りで使えなかったし、個人的には煮炊きしたり湯を沸かす習慣がないので、不要であったが、出品。同じくのマトリョーシカ原理の「ステンレス製三個組食器セット」(ステンレスナイフ・フォーク・スプーン・プラスチック箸も付属)も使わなかったが、出品。「ライト付き手回しラジオ」は、以前に別の物を購入したことがあるが、白石市ではラジオの感度が低く、AM・FMとも使い物にならず(都市圏では使えるだろう)、ライトを点けるための充電には、手回しで疲れるし(以前は豆球だったが、現在はLEDであろうから疲れないかも)良い感じはなかったが、出品。
今回の停電下の情報収集には、いつも診察室で使っている小型の携帯型単三電池式アナログ液晶テレビ(もちろんACアダプター付き。)が役に立った。職場では呼び出しチャイム・マウス・ペンライト・大型マグライト・血圧計・テレビリモコン・自由行動下24時間血圧計・ホルター心電図計などアルカリ乾電池を良く使うので、単五・単四・単三・単二・単一アルカリ乾電池のストックは充分に備蓄してあるので、今回は使い放題であった。単一が世間で不足していたことは、後程に知った。私は、必ず使う消耗品は、もちろん使用期限とのかね合いは考えるが、場所が許せば潤沢に備蓄しておく方である。「余っても困らないが、ないと困るのが消耗品」である。ガソリンも自宅に20L携行缶1個・白石市に20L携行缶1個・5L携行缶2個を常にハイオク満タンにしている。レセコンを稼働させるための発電機の給油には困らなかったし、京都府への二度(3/21の休日当番医のため奥さんを向かえに行く3/17と、3/21の休日当番医を無事終えた翌日の3/22)の原発逃避行往復の際にも、車(ホンダの黒色セイバー)のトランクには携行缶ハイオク50Lを積んでいた(これは違法ですし、ガソリンの知識がない方には無謀です。)ので超安心でき、北陸道の途中で何度もこまめにハイオク給油したので、残燃料わずかでヒヤヒヤすることもなかった。結局、携行缶のガソリンを使うことはなかった。奥さんのツテで借りた京都府は天橋立近くのリゾートマンションからの一度目の出立時には、近所のGSで携行缶にも念のためハイオク満タンにしてもらったが、すでに殆ど満タンであった。あるところにはあるもので、ないところで待っても時間のムダであろう(こんなこと書いて、白石市の皆さんには、スンマセン)。
午後7時から前夜祭が始まった。毎年は、ホテル2階の「蒼穹」という宴会場で行われるのだが、今年は都合で1階のバイキングスタイルのレストラン「Main Dining Room YOHO」が使われた。先ず洋食のバイキングがでて、メインの和食のコースもあった。和食のコースが出るとは思わなかったので、先ず一皿に洋食のバイキングをオードブル系を中心に天こ盛りにして席に戻った。これが失敗。メインの和食のコースは、先付きから鮎の塩焼きや刺身・煮物・天麩羅・茶碗蒸し・水菓子など美味しい物が出て、結構のボリュームであったので、腹一杯になっタ。先に取ってきた洋食のバイキング皿は、トリュフを載せたムースローストビーフなどは手を付けたが、のこりは食べられなくなり殆ど残してしまって、もったいない思いをした。私の左横テーブルは、今年初参加緑グリフィスの●田●一さんだ。あまりアルコールは飲まれない。プロジェクターによる映像説明で、TVR車に出会った経緯、台風の高潮で通行止めとなった東名自動車道に居合わせたので、わざと同行のRX7と車を逆方向に止め、本線上で大の字になって寝るというPerformanceをしていて、Helicopterやお巡りさんはくるはで大変なところ、パトカー・お巡りさんを隠し撮りしていた話しとか、会社の屋根付き駐車スペースでドライアイスをペットボトルに入れて一斗缶に入れて重しを載せての爆発力実験の話し(ドライアイスの爆発力はあなどってはいけないとの結論)などをされて、なかなかユニークな方です。私が聞いたら、TVR車でもグリフィス(5L)にしたのは、「どうせ買うなら一番排気量が大きい物が良いだろう」と決定したそうです。もちろん中古だそうです、価格は聞きませんでした。TVRJCCの皆さんは、新車で買った方はごく一部、ほとんどの方が中古で購入しているようです(買おうと決断した時には、既に新車は手に入らないから、というのが実情でしょう)。現在、SANC.FUKUOKApdf書類という販売店で、2002年式25000kmカメレオンブルーのTuscan Sが548万で売りに出されています。(突然ですが仕事でラオスに駐在することになりました。期間は2-3年ぐらいです。タスカンSを置き去りにして駐在は難しく売却の方向でsancと話をしています。sancでは1年保証付きでSなので550前後で販売する予定です)とのことでした。TVRJCC会員のあいだでは、400万でどうかとの値付けがされていた個体です。(もしsancを通さず直接Sに興味がある方がいたらどうかなぁと思ってメーリングリストに投げてみました400万で売れれば幸せですがどなたか興味のある方いれば詳細をメールいたします。)とのことでした。
そのうちに恒例の自己紹介・現状経過報告となり、私は前年と同じく「7000kmとなり、なお絶好調宣言」をしてしまいました。「絶好調宣言」とは、宣言すると絶不調になるというジンクスがTVRCCJ会員のなかでは定着しておる宣言です。一年前の前回に「絶好調」と蓼科で宣言してから350km位しか走行しておらず、細かい不調はその350kmの間に、車検を機会に仙台のプロオートサービス仙台さんで消耗品・交換部品の全交換(バッテリー含む)・ステアリングコラムとボディ間の増し締め・RE-711タイヤのリアサイズ変更・エンジンボンネットフード裏の断熱材張り直し・ウェザーストリップの調整・メンテナンスボンネットフード開閉用レバーのワイヤー調整・ボディーのガラスコーティング剤処理再施工・イギリスより直輸入した純正FRP製フロントリップスポイラー(これが黒コルゲート仕上げでプライ数が少なく精度わるく、寸法や曲面が使い物にならないもの)を原型として、FRP製品の製作に長年の経験があるプロオートサービス仙台さんが木型で原型をつくりワンオフで製作されたFRP製フロントリップスポイラーの装着(オリジナルの黒でなくレフレックスパープル色に塗装したもの)をなどで、バッチリ対策してあっての宣言です。こまめな予測に基づいた不具合への対処が肝要とと感じております。私のタスカンSは、プロオートサービス仙台さんからの送迎以外、ローダーに載せられたことは御座いません。
このプロオートサービス仙台さん特製のFRP製フロントリップスポイラーは、原型木型があるので(原型がへたるので50個ぐらいが限度との店長三上さんの話し)いくらかは用意が可能とのことです。お値段も直輸入品と殆ど変わりません。タスカンの高速でのフロント浮き上がり感が抑えられるので、タスカンSだけでなくフロントリップがないタスカンのオーナーにも朗報と考えます。ご希望されるTVRCCJのタスカン乗りの皆様には、私が斡旋しても良ろしいですよ。この件は具体化すれば、7月よりTVRCCJのFacebookにも投稿する予定です。
宴もたけなわの頃より、恒例のチャリティーオークションが始まる。出品する品は、できるだけTVRに関係や由来する物が望ましいが、他の車関係のいろんな物も集まる。タスカン用のメーターブロック(液晶・制御基盤付き)オブジェとして室内のインテリアになるフォルムなので、タスカン乗りの誰もがとても欲しく、私の予算では20Kまで可と考えたのだが、震災後に奥さんから「不要な物は家に置かないこと」と申し渡されていたので、諦めた。やはり大好きな方に10Kで落札された。20Kの声を掛けたら私の物になったかも知れないが、25Kの声も出そうな勢いであった。壊れて作動しない物だが、室内で目の前にメーターパネルがあると、なんだかいつもタスカンと一緒に居られるようで良いでないですか。惚れた車は、どの一部を見ても惚れてしまうのだ、・・・・残念。今回は東日本大震災の義援金として寄付するためのチャリティーオークション。それゆえ品数多く集まった。ので、オークションは、午後10時30分頃までかかって終了した。幹事の皆様には大変なご苦労だったと思います。来年からは、もっとTVRにこだわった品物・一品値の張る物を多くし、1グループより出品は最大5点まで等の制限をかけた方が効率的でしょう。でも、今回のように、一見下らんように見える物が多数出品されるのも一興ではありますが。閉会の挨拶を乾杯音頭をした新婚オ●ワ●さんがして、散会。
二次会は●塩さんのコーヒー焼酎、昨年と同じくコーヒー風味が美味しかった。私は、東北自動車道はフクシマの安達太良サービスエリアで買い込んだ「おつまみ」(笹蒲鉾・牛タンジャーキー牛タンサラミという、仙台の特産品)と500mL缶ビール2本を持ち込んだ。各自持ち寄るのだ。二次会は昨年(BFにある期間限定営業で現在休業中の「居酒屋ダイニングバー」を借り切って催した)同様盛況で、追加の椅子を持ち込まざるを得なかったほど。私は、ガンガン飲んでいて、明日朝の運転に差しさわるとこまるので、午前0時00分にはトイレに行くふりして、中座してしまいました。



(11/6/12日曜分)
降水確率10%、TVR Day のメインとなる総会の日です。本日の総摂取カロリー量は多量です。総会は、移動しての「ホテルアンビエント蓼科」フラワーガーデンテラスでの昼食会ランチコース時に開催されます。
朝食は車山高原のホテルのバイキング。ホテルでの朝バイキングでは、私はいつもメインとして大量のスクランブルエッグを皿に山盛りにいただくことにしています。カリカリのベーコンも添えて。食べ比べが面白い卵料理です。いろんなホテルのスクランブルエッグを食したところ、「ホテル グランヴィア京都」が秀逸です。ふわふわトロトロの食感なのに、玉子の香りをひきたてる香辛料の使い方、微妙な塩味加減でカッチリとした料理の一品になりきっています。簡単すぎて料理ともいえないようなスクランブルエッグは、家庭で少量作るのでは美味しい物にならないので、自宅で作ったり・作ってもらったりはしません。ホテルの朝バイキングで食するのが一番です。玉子の選択、溶き方、スープ・クリーム・バター・牛乳・食用油などの液体の材料の選択、塩の選択や塩味つけ量、選択した胡椒などの香辛料の風味、熱の通し方、かき混ぜ方・・・など、一見シンプルでいて奥深い料理と考えます。日本の鮨屋さんでも、一見シンプルな卵焼きの味が、鮨屋の腕の見せ所になると言うではないですか。
さて、9時50分にホテルフロントに集合、本日のスケジュールのミーティングを受ける。これからは母を乗せた奥さんは別行動となり、先にホテルアンビエント蓼科に直行。私はレフレックスパープルのTuscan Sで行事に参加予定。先ずホテル近くの広い別駐車場にTVR全車が集合し、高台からの記念撮影。やはりこれだけ集まると壮観。同一車種がよりそうのは、あうんの呼吸のようだ。引き合うのだろう。車だけの撮影、参加メンバー全員が車の前でポーズをとっての撮影となる。ここから、三●隊長を中心にの●走行写真撮影会にと移動。なかなかの高回転域を使いますので、1・2速での運転です。たまに3速に入ります。同じ5速なのに、Tuscan SはTuscanに比べ排気量が4L/3.6Lと大きく低速トルクが大きいので、ハイギヤードに設定されています。オルガン式の巾細長方形平面アルミABCペダルは昔のレーシングそのもので、非常にカッチリしていて扱いやすい。アクセルはリニアで開度に敏感にエンジン(TVR Speed 6 エンジンは快音ではない機械音だが、回転の上昇だけでなく、回転落ちが速いのが良い。タコメーターが壊れているのかと思う程である。同じ直6だが、BMW Mロードスターの回転落ちは遅い。)が反応する。安全性からはレーシングシューズがベストなのだが、足裏の微妙な感覚を要するので、私は綿靴下一枚としている。ブレーキは昔のレーシングカーと同じくアシストなく踏力要するが、踏力にリニアにカッチリと反応し減速する。ストロークは殆ど無く、硬い壁を踏んでいるようだ。TVRのブレーキは止まるためでなく、減速するためにある。踏力30〜50キロは当たり前。もちろん、レーシング同様ABSは無い。公道走行するので、これは有りの方が正解かも。しかし車重が重くなり、TVRの精神には反するだろう。クラッチはツインかトリプルか忘れたが、強化クラッチなので思いの外BMW並みに軽い。半クラッチ領域は狭いが、やや寛容な感じでギクシャクすることはない。なんと、平地ではアイドリング発進が出来ます。渋滞時は(私は本来は、水温を気遣って渋滞地にはおもむかない。)楽ちんなようです。今回は東北自動車道の飯坂温泉付近で、20分位の事故渋滞が発生しましたが、アイドリング発進で楽でした。撮影ポイントでは、昨年は対向車の大型バスにじゃまされたので、今回は対向車にも気を遣って、程よい速度で撮影係様の前を通過できました。きれいに撮って頂いたようです。今年はタルガトップをトランクに収納して、オープン状態での走行でした。レフレックスパープルは陽射しの違いにも反応して、昨年とは違う色合いで撮影されたはずです。蓼科のビーナスラインは、わりと高速ワインディングなので、町中と違って、高回転を使ったドライビングが素敵でした。
ホテルアンビエント蓼科に着き奥さんと母に合流、フラワーガーデンテラスで昼食のランチコースをいただきます。このランチフルコースがなかなか充実していて吟味された食材で再び腹一杯となる。この昼食会中に総会が開かれ議事が進行する。決算報告や幹事の選任やチャリティー寄付先団体・寄付目的選定(今後三年間は東日本大震災被災地援助が目的となった)や秋のTVR Run予定報告などがあったが、今回の最大の変化は、TVRCCJ会員の日常の交流の場がWeb SiteやMLからFacebookに移行するとのことだ。MLの送付されたメールを読むのがせいいっぱいだった面倒やがり屋の私には、SNS.Mixi.Twitter.Facebookなどは無縁のものでしたが、とうとうFacebookに登録せざるを得なくなった(6月末までに)ようです。私は無料だが広告が侵入してくるシステムは原則きらいですので、ブログはやってません。コメントやトラックパッドがあるのもいやだからです。Facebookには広告掲載があるのでしょうか。調べてみますが。
86才の母を連れた旅程の都合上、明るいうちに新潟柏崎市米山のザ・ホテルシーポートin新潟柏崎に着きたいため、13時から15時までの蓼科園地での親睦情報交換会(いわゆる、お茶会)は遠慮して、上信越自動車道の東部湯の丸インターから入り、北陸道の米山インターを目指す。午後5時頃にはホテルにチェックインできたが、曇りにて今年は日没の夕日は見られなく残念。このホテルは屋根付き駐車場があるので、降雨に備えて安全である。夕食は、去年は「福浦会席」で多量だったので、今年はあえて「花いかだ会席」とした。でも焼きたらば蟹が多量にあり時間がかかり、奥さんと母は食べきれなかった。部屋に戻ったら、宿の窓から、日本海が下の方に一望できる眺めである。暗くなって奥さんと漁り火などを眺めていたら、近くの恋人岬から長さ5メートル位の熱風船様(円筒形のロウソク灯籠みたい)のUFO?が左斜め方向に一直線に上昇していくのが見えた。風の影響もなく本当に一直線に相当のスピードで上がっていった(秒速百メートル近く)。無粋なので写真には撮らず、二人の思い出の中にしまっておきます。
本日は旨いもので満腹の一日でした。



(11/6/13月曜分)
朝は、日本海を見ながら、和食の食事。本日は晴天だ。今回のTVR Dayは、良いお天気に恵まれたと言える。本日は、新潟米山から仙台市の自宅に帰るドライブとなる。北陸自動車道の米山インターから入り、新潟中央ジャンクションから磐越自動車道を経て、郡山ジャンクションで東北自動車道に入り、フクシマ県を抜けて仙台南インターを目指す。フクシマ県を抜ける時は、なんとなくエアコンを内気循環に切り換えたくなるが、Tuscan Sには内気循環モードの設定はない。菅生サービスエリアで三味うーめんセットの昼食。菅生サービスエリアのレストランでは、車が良く見えるテーブルを選ぶ。駐車中のTuscan Sを眺めながらうーめん食べていたら、山口県警察車両のおっさんや、某会社の営業移動中のおにいさんが、レフレックスパープル色のTuscan Sを、得体が知れぬ物のように不思議そうに興味深げに車内まで眺めていく。おにいさんは、携帯で写真を撮っていた。それから、午後2時過ぎには自宅に到着。到着後はガレージ内で、早速Tuscan Sのお掃除だ。一日も放置しておくと、ボディー・フロントグラスやナンバーに付着した虫は取れにくくなる。ほこりを落とした後、水濡れタオルで、虫を丁寧に洗い流す。できればSAでの駐車ごとにやれば、もっと落ち良いのだが、周りの眼があるので、とても私にはできません。ドライブ直後だと、割と落ち良いです。その後に「ソフト99コーポレーション フクピカ コーティング施工車専用」でボディーパネルを中心に清拭していく。内装の汚れも、放置すると落ちにくくなるので、本当はじゃどうだが同じく「ソフト99コーポレーション フクピカ コーティング施工車専用」で拭き上げる。タイヤホイルの掃除は後日に延ばす。手入れがおわったら、Tuscan Sの下回りの防水キャップで隠れているコネクタに専用ブースターケーブルのプラグを差し込んで、トリクル充電を開始して、これで完了。30分程の作業です。業務用強力空気清浄機をイオン・紫外線オンにして、ガレージシャッターを閉じておしまい。



(11/6/14火曜分)
外来受付を17時30分までとし、白石市のパレスリゾート白石蔵王で18時00分から始まる【白石市医師会学術講演会】を聴講しに行ってきた。白石市医師会と第一三共株式会社との共催で、最初に学術情報: 「メマリー錠添付文書pdf書類)の最新情報」が第一三共株式会社より提供された。メマリー錠5mg(薬価133.9円・メマリー錠10mg(薬価239.2円・メマリー錠20mg(薬価427.5円)(一般名/メマンチン塩酸塩=NMDA〈N-methyl-D-aspartate〉受容体拮抗 アルツハイマー認知症治療剤。欧米では「ナメンダ」= [Namenda] という商品名で発売されているらしい。)とは、ドイツのメルツ ファーマシューティカルズ社が創薬し、日本では最近(2011年1月21日の予定が東日本大震災の影響で2011年6月8日となった)発売され、今回12年ぶりに新たに加わった認知症の薬剤で、いままであったアリセプト錠3mg(薬価286.5円・アリセプト錠5mg(薬価427.5円・アリセプト錠10mg(薬価764.0円)(一般名/ドネペジル=コリンエスラーゼ阻がい アルツハイマー認知症治療剤)よりは安く、アリセプト錠添付文書pdf書類)とは異なる@世界で唯一のNMDA受容体拮抗の作用機序を持つ。A過剰なグルタミン酸によるNMDA受容体の活性化を抑制することにより、神経細胞保護作用、記憶・学習機能障がい抑制作用を有する。B認知機能障がいの進行を抑制し、言語、注意、実行及び視空間能力などのあっ化の進行を抑制する。C攻撃性、行動障がいなどの行動・心理症状(BPSD)の進行を抑制する。D薬物代謝酵素P450による代謝の影響を受けにくい。などの特徴があり、E国内における承認前の臨床試験において、1,115例中408例(36.6%)に副作用が認められ、主な副作用は、めまい(4.7%)、便秘(3.1%)、体重減少(2.2%)、頭痛(2.1%)等で、重大な副作用としては、痙攣、失神、意識消失、精神症状があらわれることがあるそうです。メマリーは投与初期の副作用の発現を抑える目的で漸増投与とし、維持量は1日1回20mg(一月に、薬価427.5円/日×30日=12,825円:自己負担1割だと1,282.5円/月、自己負担3割だと3,847.5円/月となる)だそうですが、メマリーの投与を中止することにより症状のあっ化が認められており、一度投与開始したら副作用が認められない限り一生涯の内服を必要とする薬剤のようです。添付文書pdf書類での効能・効果は、「中等度及び高度アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」、となっているが、実際には軽度から単独使用したり、いままで使用していたアリセプトとの併用使用でも、効果があるらしいとのこと。
つづいて18時30分より、仙南サナトリウムの本多修先生が座長の労をとられ、 特別講演『認知症の新しい治療戦略』があった。講師は、仙台市立病院精神科認知症疾患医療センター科長の高橋正彦先生(平成1年高知医科大学卒)が務められた。高橋正彦先生は、講演のパワーポイントによるスライド資料pdf書類を、カラーでプリントされた紙媒体資料でフロアーの皆さんに配られたので、殆どメモを取る必要がなく、効率的に講義を受けることが出来ました。認知症に関わる講演会であったので、多方面からの関心が高いようで、医師だけでなく看護分野・介護分野の方々の聴講が多く、盛会であった。今回の学術講演会出席にて、日医生涯教育講座1.5単位(CC:14医療と福祉の連携・29認知能の障害・70気分の障がい(うつ))をいただいた。講演会後に別室で情報交換会の場が設けられたが、先生方には失礼して、人見知りする私は、奥さんから借りたAudi S4で先に帰宅しました。
 [講演要旨(三浦義邦先生による)] 社会の高齢化に伴い、認知症を持つ方の数は急速に増加している。現在では、認知症の一部は早期に診断・治療することにより様々な対策が可能となっている。なかでも徘徊・せん妄・興奮などの行動・心理症状については、その症状の発生を抑えることも可能である。
 そのためには認知症の超早期症状、早期症状を理解し、評価できることが重要である。治療における薬物療法ではドネペジルに加えメマンチンなどの新しい薬剤が発売され選択肢が増えている。また、非薬物療法で重要なことは認知症があってもノーマルな生活を心がけることである。例えば@生活リズムを整えること、A 家庭内・社会の中で役割を与えること、B家族以外の人との交流をもつことなどです。
 認知症は「脳の病気」であり、「心の病気」です。脳の病気の一部は治療可能であり、心の病気は対策が可能であると考えます。




(11/6/16木曜分)
外来受付を17時40分までとし、白石市医師会に所属する開業医師達の私的親睦会である「木曜会(於:白石市 割烹 大上=食べログ大上)」( 6月当番幹事:海上内科医院海上寛先生招待文pdf書類を参照)に出席した。「白石木曜会」とは、白石刈田地区で現在開業している医師たちの懇親会(飲み会)で、偶数月の第三木曜日の夜に開かれる。白石市医師会とは全く無関係な、私的な団体である。木曜会会員が、名簿の五十音順に当番幹事を務める。会計役の先生がおられ、予算・出費は丼幹事でも、殆ど一致しているようだ。足りなくなると、余分の会費徴収が臨時にある。「木曜会婦人の会」という夫人方の集まりもあり、これは奇数月の第?木曜日の昼時に開かれる懇親会(昼食会)である。これも開業医の夫人二人で当番幹事に当たるようである。また、最大の懇親会として、毎年12月の第1または第2土曜日の夜には、「木曜会忘年会」が盛大?に開催され、殆どが仙台のホテルを会場として、写真撮影・会食・演し物などが原則となっている。
木曜会会員は、約30名で構成されており、年齢構成も広く30代から80代にわたるが、奇しくも今年60歳になる会員が私を含めて5名いる。こういうことは、めったになかろうということで、今回の木曜会で、その5名が祝ってもらう「いわゆる還暦の御祝い」ことになったのだ。幹事の海上先生から、赤い物なら何でも良いらしく三越の「サーモンピンク赤色とクリーム白色だんだら縦縞模様のスカーフ:女物のようだ」をいただいた。5人で巻いて記念写真となる。来年の白石医師会報にでも載るのだろう。いつもの大上の、凝った美味しい料理だったはずだが、必ず番が回ってくる「お礼の挨拶」に緊張して、事前に日本酒ガンガン飲んじゃったので、料理の子細は忘れてしまった。



(11/6/24金曜分)
診察は17時30分までにして、午後7時15分から9時30分まで仙台市の勝山館で開催される【第8回オープン消化器フォーラム】=特別講演『慢性膵炎の診断と治療ーガイドラインを中心にー』( 講師:藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院消化器内科教授乾和郎先生)(主催:オープン消化器フォーラム。日医生涯教育講座2単位(CC:22・27・53・73))に参加する予定であったが、なかなか診療が長引き、午後7時頃までかかったので、とうてい時間的に参加できなくなり、残念ながら見送りとなった。勉強も大事だが、私は地域に根ざした医師だから、地元での診療が優先するのは、当たり前のことだろう。




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