院長周辺雑記(136:2018年3月分)
(18/3/13日火曜分)
夜は【白石市医師会学術講演会】(43KB)に行ってきました。座長はおおぬまクリニック 院長大沼 秀行 先生で、演者は東北医科薬科大学 耳鼻咽喉科学 主任教授の太田 伸男 先生でした。太田 伸男 先生は、平成4年に山形大学医学部を卒業し、すぐ大学院に入ったそうです。当時は初期研修は義務化されていなかったようです。また、先生は6年前の2012年3月12日に、【白石市医師会学術講演会】にて講演されたそうです。すっかり忘れていました。先生は耳鼻科・頭頸部外科として、多岐にわたる最新の治療情報を講演して頂きました。リンパ管腫・ガマ腫には、OK432「ピシバニール」局注が有効であるとのことでした。現在は一部が保険適応になっているそうです。鼻アレルギーには、もちろん第2世代の抗ヒスタミン剤としてビラノア錠20mgの効果が高く副作用が少なく、眠くならないので、車の運転も出来るのが良いとの事でした。
【白石市医師会学術講演会】(43KB) 白石市・舞鶴会館 18:00~19:30 情報提供:18:00~18:30 アレルギー性疾患治療剤「ビラノア錠20mgの製品特性について」 . 大鵬薬品工業株式会社 仙台支店医薬1課 大平 充 先生 ビラノア錠20mgの添付文書(302KB) 特別講演:18:30~19:30 『耳鼻咽喉科免疫関連疾患のパラダイムシフト ─鼻アレルギーを中心に─』 座長: おおぬまクリニック 院長 大沼 秀行 先生 演者:東北医科薬科大学 耳鼻咽喉科学 主任教授 太田 伸男 先生 ※日本医師会生涯教育講座:1.5単位 CC(18:全身倦怠感、37:目の充血、39:鼻漏・鼻閉) ※講演会終了後、情報交換会あり 共催:白石市医師会/Meiji Seika ファルマ株式会社/大鵬薬品工業株式会社 |
出席は、白石市医師会16名、その他2名で、計18名でした。例により義理を欠いて、情報公開会は欠席しました。バイタルネットの横山さんには、久し振りに会えました。
(18/3/15日木曜分)
奥さんが「木曜会婦人の集い」(白刈地区の開業医の奥さんたちが、昼食を共にする懇親会。アルコールは出ません。)に参加するため、11時30分にBMW Z4 Mロードスターの助手席に乗せ「Latelier de FUKU 29(アトリエ ド フク)」(食べログへの外部リンク)まで送っていきました。帰りは徒歩だそうです。さすがに行きは奥さんの髪が乱れるので、BMW Z4 Mロードスターをオープンにはできませんでした。
本日は午後も二男が代診してくれるので、午後は、明日16日(金)(昼休み中の午後1時から午後2時までの約1時間)にある、「宮城県仙南保険福祉事務所=仙南保健所」の「立ち入り検査(平成19年より約5年毎に実施され、無床診療所も対象になった)」に対応するため、当日に用意しておく、5分類の各種書類を、奥さんに買ってきて貰ったアイリスオーヤマのプラスチック製A4サイズ5段ファイル入れに整理整頓して入れておく作業が出来ました。こうしておかないと立ち入り検査当日に、各種書類をを直ぐに見せられなく、パニックになるかも知れないからです。
午後5時には江東微生物研究所から2名来てノートパソコンとラベルプリンターの設置をして、午後6時にはパナソニックmedicom-HRV(外部リンク)のトレーナー大沼さんが来て、外注検査のオンライン発注と、検査結果のオンライン受信が出来る体制がととのいました。3月26日(月)から本格稼働する予定です。フクダ電子さんの、血球・血液像・CRP装置(Mikro-suemi)からパナソニックmedicom-HRVにデーターを飛ばすには27万円のプログラムが必要だそうです。
(18/3/16日金曜分)
午後1時きっかりに、仙南保健所(宮城県仙南保険福祉事務所)から男性2名女性2名が来院され、「立ち入り検査」が(昼休み中の午後1時から午後2時までの約1時間)ありました。事前に書類を準備していたので、割とスムースにに立ち入り検査に対応出来ました。
綾さんからから指摘されたのは、「期限が切れた麻薬は、麻薬破棄届けを提出し、仙南保健所の立ち会いの下で破棄して下さい。」・「業務委託の契約書は、毎回保存しておいて下さい。」・「放射線従事者健康診断を年に2回行って下さい。2回目からは放射線従事者健康診断書を労働基準監督署に提出して下さい。」・「感染性廃棄物を置く部屋の引き戸には、患者さんに良く分かるように、感染性廃棄物置き場である旨の掲示をして下さい。」等々でした。後日、改善すべき項目が書かれた書類が送られてくるそうです。改善すべき項目は、早急に対処します。院長の私にとっては「立ち入り検査」で保健所に指摘されて貰うことは、当院を適法に運営していくための参考となり、とても助かります。約5年に1回でなく、約3年に1回位「立ち入り検査」を施行して貰いたいと思いました。
仙南保健所から来られた、34才の女性(綾さん)は、スタッフたちが「可愛くて綺麗。肌は透き通るようだ」と騒いでいました。その方より、うちのホームページをよく見ていると言われました。(18/3/5日月曜分)の、「ここだけの話し。」も見られたかも。
早速、午後2時から不備があった届け出で書類などの作成にかかりました。
一段落して2階の院長室にもどり、ほっとして発泡酒4本を飲んで寝てしまい、本日の仙台で開催される
【第220回仙台いちょう会】(38KB)
は、すっかり失念して出席できませんでした。
(18/3/20日火曜分)
午前9時40分に、一般社団法人白石市医師会より【至急】のFAXが届きました。「本会市民公開講座をTBCラジオの生放送で紹介のお知らせ」でした。「白石市ホームページ広報3月版(912KB)に掲載の本会市民公開講座(3月27日)を、生放送「カラーズ」の生活関連情報のコーナーで紹介させていただきたい旨、昨日、TBCラジオから連絡があったそうです。急ではございますが、今日放送のラジオで下記のとおり紹介されることになりましたので、お知らせ申し上げますとの事でした。日時は、3月20日(火)午前11時15分頃、カラーズ内「ライフインフォメーション」(中継放送ではございません)」。
私は、処置室で業務時間内に常時流しているAMラジオ(1260KHz、東北放送)に、診療はほっておいて、午前11時15分からはり付けになりました。午前11時20分頃、トーク番組の後に、女性アナウンサーが「白石市からのお知らせです。」と言ってから、『【白石市医師会学術講演会≪市民公開講座≫】(1.11MB)・老後の自立を妨げる原因の一つである「膝の痛み」の症状や治療法などを解説し、痛みとうまくつき合って生活する方法を考えてみます。入場無料・事前申込不要です。●日時 3月27日(火)18:30~19:30●場所 しんきんホール(仙南信用金庫本店)●演題 人生100年・膝のメンテナンス-膝の痛みとつき合う方法-●講師 本間記念東北整形外科・東北歯科 副院長 杉田
健彦 さん・問い合わせ先は白石市医師会 ☎25-0882 』との広報がありました。
(18/3/22日木曜分)
東北大学病院に行ったら、電カルは富士通製でした。富士通製の電カル(外部リンク)は、大きな病院向けで、値段も億の単位となるそうです。二男が行っている外勤先は総合病院なので電カルは富士通製の大きな病院向けだそうです。血液内科専門医として、もっぱら外来血液疾患を見ているそうで、午前9時から午前11時まで診て、約20名ほどだそうです。当院の電カルは、二男は富士通製を望んでいましたが、無床診療所用のHOPE LifeMark-SX(外部リンク)でも値段が張るので、諦めてパナソニックのメディコムmedicom-HRV(外部リンク)にした経緯があります。パナソニックのメディコムは、トレーナーさんが約10名ほど仙台市の拠点に常駐しているので、電カル立ち上げから慣れるまで、トレーナーさんが毎日のように着いてくれて、とても助かります。
(18/3/25日日曜分)
仙台市・東京エレクトロンホール宮城 大ホールで 13:20~15:40 開催される
【平成30年度 診療(調剤)報酬改定時集団指導】1.31MB(当院が関わる事項のみの抜粋です。)
に行ってきました。15:05には終了してしまいました。医療機関コードを記入した受講票を受付で渡し、本日用いる資料を渡されます。元々宮城県の全医療機関が指導を受けるので、受講票を提出してない医療機関はバレてしまい、指導を受けなかったとして、何らかのペナルティーがあるはずです。本日が指導の最終日なのに、帰りには机の上にあまった資料が約200部近く残っており、自由にお持ち帰り下さい。とのことで、事務スタッフ用に1部貰いました。東京エレクトロンホール宮城前の歩道で迎えの車を待っていたら、白石市医師会の遠藤雅人先生が出てこられたので、軽く会釈しました。そう言えば、遠藤雅人先生は、明日26日午後6時30分から白石市役所4階大会議室で開催される【社会保険・介護保険診療点数改正に伴う説明会】の席で、社会保険担当理事として、講師をされる予定です。
(18/3/26日月曜分)
medicom-HRV(外部リンク)電カル導入移行期なので、紙カルテと電カルを、慣れない私は併用していましたが、本日より殆ど電カル入力としました。本日は江東微生物研究所の所長さん達2名が来院され、院外検査の江東微生物研究所に出す採血検査等では、指示箋が出て、ラベルプリンターからスピッツに貼るバーコードラベルが出力されるようになったからです。運用が慣れれば紙カルテより、早く正確に記入できそうです。午前中は慣れていないので、大沼トレーナーのもとで入力していましたが、やはり最初の頃は時間がかかり、午前の部は14時超えでしたが、10分間の昼休みとして2階の院長室に戻り炭酸水を飲んだだけで、診察室に戻りました。午後は慣れてきたので、殆ど紙カルテの記載はなくなりました。やはり紙カルテに記載するより綺麗に早くできるので、電カルにして良かったと感じています。午後の診療は、17時40分まででしたが、本日は計120名以上の患者さまが来院され、電カルで処理出来ました。
夜は 午後6時30分から白石市役所4階大会議室で開催される【社会保険・介護保険診療点数改正に伴う説明会】に、事務スタッフ4名と一緒に参加しました。 講師は社会保険担当理事の遠藤雅人先生と介護保険担当理事の本多修先生でした。医科の診療報酬は、本体は1%未満のアップとのことですが、施設基準の縛りがあり、実質の診療報酬ダウンでしょう。簡単な認知機能検査(長谷川式認知症スケール)は、初めて80点(800円)が新設され、主治医意見書作成の際の長谷川式認知症スケール(外部リンク・医療関係者のボタンをクリックして下さい。)に、初めて点数(80点=800円)が付き、少しは収入アップになりそうです。介護保険の説明会では、殆ど当院と関係なく、要介護度認定審査会が簡素化され、認定期間の最長が更新申請では24ヶ月から36ヶ月に延長されたそうです。主治医意見書を記入し、要介護度認定審査会に議長(互選が原則ですが、殆ど医師が議長に互選されます。)として出席する私には重要な情報でした。介護保険の説明途中で事務スタッフと一緒に退出しました。残っていると、最後に大会議室の机と椅子の仕舞作業があるかも知れませんので悪しからず。事務スタッフ4名のタイムカードは、私が帰院してから、退出時の打刻を押しました。19時45分でした。もちろん残業時間となります。遠藤雅人先生、本多修先生、本日はありがとうございました。
2階の院長室では、NHKのくだらないアンケート番組をやっていましたが、長生きするには、岸信介元首相の言葉、長生きするには「転ぶな、、風邪ひくな、義理を欠け」との言葉には共感します。私が学術講演会後の情報交換会を毎回欠席するのは、この言葉が根拠となって居ります。
(18/3/27日火曜分)
午後の診療は、17時40分までにして、夜は 午後6時30分から白石市・しんきんホールで開催される、【白石市医師会学術講演会≪市民公開講座≫】(1.11MB)
に看護スタッフ3名を連れて計4名で参加しました。少しでも今回の市民公開講座を盛り上げるためでした。スタッフには、もちろん残業時間となります。私が当院に戻ってからタイムカードを押します。本日の市民公開講座には、多数の一般市民の聴講があり、ほっとしました。参加人数が少ないと、せっかく来白された演者の本間記念東北整形外科・東北歯科副院長の杉田健彦先生には失礼だからです。白石市医師会の先生方は、先生だけが参加されます。スタッフ達や奥さんにも事前に声かけして、奥さんやスタッフを連れて来て下さい。具体的に大腿四頭筋の訓練につき、動画で丁寧に提示して頂きました。参加された一般市民の皆さんの方は、殆どが膝の痛みを抱えている人や関係者たちのようでした。階段昇降には膝関節に体重の3.5倍の負荷が掛かるので、出来ればエレベーターやエスカレーターを使って下さいとの講演でしたが、しんきんホールのエレベーターが狭く、階段を痛みを抱えながら降りていく人もいました。今回の市民公開講座はどこで知ったのですかと聞くと、おおはし整形外科さんにパンフレットが置いてあったとの事でした。当院でも今回の市民公開講座のパンフレットを、ご自由にお持ち帰り出来るようにしていたのですが。当院に高コレステロール血症で通院されている患者さまが1名居られました。看護スタッフ3名のタイムカードは、私が帰院してから、退出時の打刻を押しました。19時54分でした。
本日より、紙カルテは一切使わず、全部電カルmedicom-HRV(外部リンク)入力としました。電カル入力のほうが時間がかからず入力でき、診療情報提供書も、いつもの読めるかどうかの悪筆ではなく、かな漢字変換も辞書が優れているので、殆ど校正なく作成出来ます。word書類として保存でき、もちろんプリントアウトできます。他の書類を参照してコピペで作成出来ます。22年前には夢のような環境です。
問診票・病院や他院からの診療情報提供書も、スキャナーで取り込めます。
(18/3/28日水曜分)
奥さんの弟さん(千葉大学大学院工学研究科・工学部教授)(外部リンク)が、弟さんが卒業した長岡京市にある京都府立乙訓(おとくに)高校(587KB)が、史上初めて高校野球で、京都府の第一位となり、史上初めて「阪神甲子園球場」(外部リンク)に出場することになったそうです。熱心な高校同級生(地元の乙訓高校卒の有力者)の友達から誘われて、応援目的で東京から甲子園にバスで行ったそうです。本日は、第一次予選に勝ったそうです。勝ち進むと、応援団も帰れず、宿泊で大変な出費となるようです。興味ある方は「公益財団法人 日本高等学校野球連盟」(外部リンク)を御参照下さい。
(18/3/29日木曜分)
3月19日に、院内の麻薬が期限切れで陳旧化していたので、「麻薬破棄届」(Word書類)を宮城県仙南保険福祉事務所(仙南保健所)に郵送で送りました。その後に電話で仙南保健所と破棄の日時を交渉して、本日午後1時30分に決定しました。お約束していた本日午後1時30分の、5分前に、仙南保健所の男の職員さん2名が来院されました。前回の3月16日の「保健所立ち入り検査」で来院された方々(男性2名女性2名)は、本日は、お見えになりませんでした。女性職員の彩さんが来られなかったのは、残念。彩さんに指摘された、「医療廃棄物保管所に関わる掲示ポスター」を、泥縄式に本日午前中に作成し掲示しておいたのですが。
今日来院され方は、「麻薬及び向精神薬取締法(外部リンク)第50条の38該当職員」2名の(山口さんと吉田さん)だそうです。麻薬(MSコンチン錠10mg)は、PTP116錠を硬い物の上において1錠づつ乳棒で粉砕し、粉砕物を乳鉢に入れてすりおろして粉末にし、当院の調剤所のシンクに水道水で溶かして下水に放流されました。「麻薬破棄完了報告書」(Word書類)を作成。21年前の開業時に揃えておいた、当院の乳鉢と乳棒が、初めての活躍でした。軟膏台や軟膏ベラも用意しています。軟膏台や軟膏ベラは、三男が東北薬科大学生だった頃、実習の自宅練習として、仙台の自宅で、白色ワセリンとアズノール軟膏を混ぜ合わせていました。その話しを当院ナースにしたら、ぜひ欲しいとのことで、プラスチックの軟膏瓶に詰めて差し上げました。10年以上も前のことでした。
麻薬廃棄届 2018.03.19(53KB)
麻薬破棄完了報告書 2018.03.29(45KB))
麻薬関係立ち入り検査指導票 2018.03.29(547KB))
(18/3/30日金曜分)
白石市教育委員会(学校管理科)より白石市立越河小学校学校医(内科医)の委嘱状がとどきました。任期は平成30年4月1日~平成31年3月31日とのことです。平成29年度第142回卒業式では、5名の卒業生(卒業テーマ「五人で歩んだ六年間~輝く未来へ~」)を送り出し、平成30年4月9日(月)の平成30年度入学式では8名の新入生を迎えるそうです。毎年減り続けた在校生が、初めて、平成30年度は2名増える計算です。このまま増え続ければと願います。
委嘱状(340KB)
卒業式(43KB)
入学式(40KB)
(18/3/31日土曜分)
本日発行の『白石市医師会報 第8号 平成30年3月』です。
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