院長周辺雑記(110:2016年1月分)
(16/1/12火曜分)
夜は、【白石市医師会学術講演会】(85KB)(18:00〜白石市・於舞鶴会館)へ行ってきた。
■製品説明:18:00〜18:30 「ベルソムラ錠 適正使用情報」 (参考1:ベルソムラ錠の添付文書)(884KB) (参考2:ベルソムラ錠の医療関係者向けパンフ)(1.48MB) MSD株式会社 ■特別講演:18:30〜 座長:医療法人社団蔵王会 仙南サナトリウム 院長 本多 修 先生 『かかりつけ医のための睡眠薬の使い方』 演者:医療法人慧眞会 協和病院 院長 善本 正樹 先生 ※講演会終了後、情報交換会 ※日本医師会生涯教育講座:1.5単位CC(9:医療情報、20:不眠、69:不安) 共催:白石市医師会/MSD株式会社 . |
【第38回宮城県医師会学校保健研修会】 (121KB) 19時00分〜 仙台市・宮城県医師会館 2階 「大手町ホール」 司会:宮城県医師会常任理事 奥村 秀定 先生 1.開会 2.挨拶 宮城県医師会 会長 嘉数 研二 先生 3.講演 座長:宮城県医師会常任理事 板橋 隆三 先生 (1)『学校保健安全法施行規則の一部改正に伴う 定期健康診断のガイドラインについて』(15分) (1.7MB) 宮城県教育庁スポーツ健康課 課長 松本 文弘 先生 (2)『運動器検診の実施方法と事後処置』(60分) (1015KB) 日本臨床整形外科学会 副理事長 新井 貞男 先生 4.閉会 宮城県医師会 副会長 櫻井 芳明 先生 ※日本医師会生涯教育講座:1単位 CC(1:専門職としての使命感、13:地域医療) . 主催:宮城県医師会 |
行きは小雨模様でロードスターをクローズにして行ったが、帰りは月が煌々と輝る晴だったのでオープンで帰った。午後5時10分に出て、午後6時05分には仙台の自宅につき、三男に新築された新しい宮城県医師会館まで送ってもらったが、余裕で午後6時30分には宮城県医師会館に着いた。参加者記帳をしたところ三人目で、会場(宮城県医師会館2階の大手町ホール)に入ったら一名しか着席していなかった。三列目の前の方の席にすわったので、後の参加者の姿は分からなかったが、そうこうしているうち、右後の方から蔵王町の佐藤秀一先生と大河原町の河内三郎先生の声が聞こえた。あとで後を振り返る機会があったが、仙南地区では両先生の出席しか確認できなかった。会は19時00分きっかりに始まった。
講演は2題あったが、時間の都合上、フロアーからの質問は演題2題が終わってから受けつける、との座長からの説明があった。何しろ時間がおしている。7時20分頃から、2題目の講演となったが、パワーポイントがなかなか起動せず、又、調子も悪く2題目開始が約20分遅れた。モタモタしているその間に、フロアーからの質問を座長が受けつけた。フロアーから『「保健調査票」(748KB)の血液型の欄は不要・有害なので削除すべきではないか』との趣旨の質問が出た。県からの回答として、『血液型の記載は必須ではないが、記載してもよいので、この欄がある。』とのことだった。が、常識として、欄があれば必須と考えるだろうし、血液型検査には医療保険がきかなく自費となり、保護者には経済的負担をかける。血液型の記載があったしても、児童・生徒に何か輸血が必要な非常事態がおきたら、医療機関では必ず血液型を調べてクロスマッチ検査で適合する輸血が行われるので、血液型欄は不要である。また、血液型による差別が生じる危険があり、血液型欄は削除すべきであろう。最近では、テレビでも血液型占いを見かけることはなくなった。また、子供の血液型が分かったら、親子関係に疑念が持たれる事態も生じよう。押して押して、講演(2)が終わったのは、予定の午後8時15分ではなく、8時45分頃となった。最後に座長の先生が手短な質問を受けたところ、フロアーから『内科校医が四肢の状態まで整形外科的に診断するのは不能なので、内科校医でなく整形の先生に診てもらった方が良いのではないか。時間も取るし、健診結果に責任を持てない=内科校医・眼科校医・耳鼻科校医・歯科校医があるのだから、整形校医があっても良いだろう。』との質問があった。座長の先生の話しでは、日本医師会でも要望したが、あの事業仕分けで予算がつかなくなったのだが、文科省がどんどん進めていって今回の改正となり、内科校医の先生に整形外科的にも診て貰うことになってしまったそうだ。最近は、いつもそうだが、中央は都道府県に事務仕事を押し付け、都道府県は市町村に事務仕事を押し付ける風潮が進んできているようだ。
(16/1/28木曜分)
午後の診療は17時40分までにして、18時30分からの【平成28年白石市医師会新年会】に行ってきた。例年と異なり、会場は玉幸から大上の二階座敷に変わった。会費は5,000円。例年、なるべく下座に位置することにしている。左隣は、白石市医師会訪問看護センター所長さん、右隣は、公立刈田綜合病院の病理の先生となって、けっこう会話が弾んだ。ここだけの話しも色々あった。そういえば病理の山口先生と直接お話しするのは、いままでも年1回の新年会での席でしかなかった。ビールや日本酒を沢山飲んだ。医師会長の挨拶や元医師会長の乾杯の音頭は、医療を巡る環境悪化へのグチが続き、なかなかに湿ったものだったが、アルコールが入ると、皆さんニコニコしていた。来賓の白石市長さんの祝辞では「ナガサワマサミをよろしく」とのことだった。刈田病院の麻酔科に1月1日付けで赴任された麻酔科の先生が紹介されていた。二人の着物姿のコンパニオンさんが福島方面から派遣されてきて、お酌して貰った。大上ではいつも出される締めの温麺(うーめん)は、出なかった。
本日1月28日、「宮城県は県全域にインフルエンザ警報を出したと」ニュースで言っていた。
(16/1/31日曜分)
奥さんと母と一緒に、午後2時からの 【仙台シューマン協会 第106回コンサート】(3.79MB)を聴きに仙台市の仙台市戦災復興記念館の2F記念ホールに行った。
先に昼食を『びわね』(外部リンク)の季節の膳でとった。
今日のコンサートには、私の妹(美智子)が出演するのだ。妹の旦那は梅津内科医院の先生で、本日は白刈地区の内科系休日当番医を務めているので、来られない。妹のドレスは艶やかな紫色で、照明の当たり具合で一部が蝶のように青色に変化して見えるレフレックスパープル(私のTuscan
Sの色)であった。妹はリリックソプラノなので、今回のようなオペラのアリアには向いてなく、独唱のドイツリートなどがふさわしいのだが。