福島第一原発事故の放射線影響のページ
2012年9月6日更新:広報しろいし2012年8月10日発行 「放射能対策特集号」(1.67MB)
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宮城県ホームページ「放射能情報サイトみやぎ」(外部リンク)
宮城県の放射能濃度一覧グラフ(宮城県公表の仙南分より作成=外部リンク)
白石市内の放射能測定結果数値(11/3/15〜毎日更新=白石市HPへの外部リンク)
(以前の白石市の空間自然放射能は0.03〜0.05マイクロシーベルト/時です。これを上回る分が、福島第一原発から漏れた放射能による上乗せ分です。)
白石市の「放射能対策室」のホームページ(2012年1月25日から白石市HPに掲載=外部リンク)
参考:白石市と、公立刈田綜合病院の御抱え学者(公立刈田綜合病院健診センター長)である洞口(ヅグチ)正之先生(昭和27年生まれ)が、
2011年5月12日(木)に「白石市いきいきプラザ」で行った講演、
【市民公開講座】=「放射線と私たちの健康」(352KB)と、
「市民公開講座で配布された資料プリント」(204KB)。
白石市各地の放射線・能の資料が載っている
白石市の公式ホームページ(外部リンク)
広報しろいし2012年8月10日発行 「放射能対策特集号」(1.06MB)(外部リンク)
参考:院長周辺雑記(11/12/20火曜分)より
午後に、駐車場の放射能を測定してみた。天気は曇り。
測定機器は、9月21日水曜に入手していた、株式会社フジテックス(1.35MB)輸入(原発大国フランスSAPHYMO社製=製造元はドイツ)の3単位計測ガイガーカウンター「miniTRACE βCSDF」(853KB)である。通常のポータブルガイガーカウンター(5〜10万位)は、γ線計測だけで空間放射線量率を測定するだけだが、この3単位計測ガイガーカウンター(26万)は、γ線だけでなくα線・β線が測定可能なので、たとえば食品表面の放射能汚染も測定できる高機能となっている。食品中のベクレル/Kgは普通約一千万の測定器でないと測れないが、このカウンターは食品表面汚染のベクレル/平方Cm(Bq/平方p)が(コバルト60・セシウム137・アメリシウム241・ストロンチウム90・ウラン238・炭素14・クロル36に分けて)測定できるし、専用の容器(オプション)を使うと、食品中のベクレル/Kgの測定ができる(ただし約2時間を要す)機能がある。
参考:「miniTRACEβ取扱説明書(原本直訳)(5.7MB)」
参考:「FUJITEXの3単位計測ガイガーカウンター簡易マニュアル・補足(日本語)(1.89MB)」
このカウンターを使って、地面表面汚染を、セシウム137のBq/平方p値で測定してみた。ちなみに、2階室内の食卓テーブルでは0.05位である。仙台の自宅1階の食卓テーブルでは0.03位である。室内でもこの差が出るので、白石の汚染を改めて実感する。
駐車場のアスファルト舗装面 | 門柱周囲のコンクリート面 | |
2011年9月24日(土曜晴れ) | アスファルト舗装打ち替え前 0.8Bq/平方p位 |
1.2Bq/平方p位 |
2011年12月20日(火曜曇り) | アスファルト舗装打ち替え後 0.05Bq/平方p位 |
1.2Bq/平方p位 |
アスファルト舗装に使われる、原油からつくられる石油アスファルトは、日本産原油では量が少なく商業的に生産されておらず、タンカーによって中近東やメキシコ湾岸等の産油国から運ばれてきた原油が、製油所で原油タンクに受け入れられた後、精製工程を経て生産された外国産アスファルトに頼っている。(参照:JMAA
一般社団法人日本改質アスファルト協会=外部リンク)。外国産なので、東電福島原発事故での汚染とは無関係である。
今のところ白石市でのアスファルト舗装打ち替えは可能だが、福島県ではアスファルト舗装打ち替えは除染作業とみなされるので、剥がした廃アスファルトは密閉できる防水袋に入れて敷地内でまとめて保管し、人が4メートル以内に近づけないような処置を施さなければならないので、駐車場のアスファルト舗装打ち替えは事実上不可能である。宮城県仙南(白石市・丸森町・大河原町など)が、12月になって環境省に「汚染状況重点調査地域」に指定されたので、今後は白石市でも駐車場のアスファルト舗装打ち替えは事実上不可能となるであろう。
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