院長周辺雑記(57:2011年8月分)




(11/8/7日曜分)
前から狙っていたスタジオジブリ(外部サイト)のアニメ映画『コクリコ坂から』(外部サイト)・pdf書類(=SAVE)を、奥さんと一緒に一回目を観にいった。チケットは8月3日(水)に、奥さんが仙台長町のモールに仙台自宅の食材の買い物に行った際、隣接する「MOVIX仙台」(外部サイト)に列んで予約ゲットしたもの。夫婦で、ひとりでも50才以上だと(当方二人とも50才以上)、通常は一人で1,800円のチケット代金が「夫婦50割引」(夫婦のどちらかが50歳以上)だと、二人で2,000円となる。老人というより団塊の世代取り込みの発想だろう。映画プログラム・関連オーディオCD(「主題歌シングル〜さよならの夏〜コクリコ坂から〜手嶌葵」・「コクリコ坂からイメージアルバム〜ピアノスケッチ集〜武部聡志」・「スタジオジブリ・プロデュース〜コクリコ坂から歌集〜手嶌葵」・「コクリコ坂からサウンドトラック〜武部聡志」)・絵コンテ集・アートワーク集・原作コミックなど、関連グッズを殆ど買ったら2.1万位したが、満足である。
宮崎駿による「コクリコ坂から」のイメージボード
(公式ホームページより)



(11/8/8月曜分)
久し振りに昼休みがとれたので、物置にしまってあるガソリン発電機の点検をした。東北の最近の暑さで、本日8日の東北電力の電力供給率が、東京電力より140万キロワットだか融通してもらっても、98%のカツカツとなり、午後から大停電のおそれがあったからだ。何も知らない職員さんには知らせず、奥さんと二人でやった。この発電機は、平成8年の開業時にUSP(室内に置く無停電電源)とともに、万一の停電に備えて用意しておいたものである。容量が900VAと小さく、レセコンなどの医療用電子機器専用と考えてある。13kgと軽くコンパクトなので、持ち運び自在である。「ホンダ発電機EU9i」(外部サイト)・pdf書類(=SAVE)という。今までに実働したのは2度くらい。何年か前の落雷に伴う1時間程度の停電時(この時は練習となった)と、今回の震災での4日間程の停電時(このときは実に頼もしく働いてくれた)だ。発電機は2.3Lが満タン。ガソリン携行缶20Lが2個と5Lが2個、計50Lの備蓄がある。消防法上一カ所にはまとめられないので、3カ所に分散して備蓄している。50ccの強制空冷4サイクルガソリンエンジンで、リコイル式のスターターは軽く扱いやすい。エコスロットルスイッチが装備され、これを入りにすると、電気を取り出していないとき自動的にエンジン回転が下がり、電気を取り出しているときには使用する負荷に応じた回転となる優れ物で、しかも静音設計なのでうるさくない。赤色のプラスチックを多用したコンパクトなフルカバードタイプで、大きな取っ手で持ち運びも楽。
EU9i
本日午後には、実際の出番がなくて、良かった。



(11/8/14日曜分)
アニメ映画『コクリコ坂から』を、奥さんと一緒に二回目(前回は、1週間前の8/7日曜。)を観にいった。チケットは8月10日(水)頃に、奥さんが「MOVIX仙台」にまた列んで、予約ゲットしたもの。ネット予約の方が簡単なのだが、奥さんは買い物のついでに予約してくれます。前回と同じく10時50分の開演だが、少し遅れそうになって、あわててMOVIX駐車場3Fから、シアター9に向かう。急いでいて全く気がつかなかったが、エレベーター内で声をかけられて白石市の「大手町おおはし眼科」院長の大橋利史先生に遭遇す。先生は、息子さんの強いリクエストで『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル(実写版)』を鑑賞しにきたらしいと、後日の木曜会の席で知りました。良き甘やかしパパですね。
昔から、私はスタジオジブリの作品は、シアターで最低3回は観ることを守っているリピーターである。なるべく事前に情報を入手せず(シアターで買ったプログラムも読まず)、感性だけで新鮮な作品全体の情感を楽しむのが、1回目。この時点では、シナリオの構成分析などせず、筋書きが追えて全体像が見えるだけが、精一杯。ここで作品のメッセージが何か感じ取る2回目は、1回目のシアターで色々情報資料を仕入買いしてから、基礎知識を頭に叩き込んで、分析的になって、約一週間後に鑑賞。シナリオの出来・作画の出来・アニメーションの出来・美術の出来・映画音楽としてのサウンドトラックや挿入歌や音響・音声の出来・声優さんのキャスティングや演技指導の出来・・・・そして監督のメッセージ発信の力量を分析的に感じ取る。それから約2週間は我慢して、一旦一切忘れて3回目の鑑賞となる。3回目は、今までの分析などに拘らないで、まとまった作品として楽しんで観る。楽しまなければ、面白くない。今まで分析的には気づかなかった、画面上にちりばめてあるジブリの隠しネタ(主にアニメーション部分)も楽しめる。
『ゲド戦記』でゴロウはパヤオに比較され酷評されていたようだが、監督として親子比較するのは筋違いだろう。作品で比較するのが筋だと思う。その時、私は世間の評価を無視して、ゴロウの将来性を高く評価していた。今回の『コクリコ坂から』で、それを確認できたのは、嬉しい。



(11/8/31水曜分)
750W発電機が、昼頃、西部運輸で、長野県長野市の(株)アールエフ国内医用支援事業部なるところから、やっと届いた。2011年7月17日に、開店祝いのアールエフ仙台営業所を奥さんと一緒に訪れていたからだ。
今まで8年前より、東京の営業所には2回以上訪れたことがある。アールエフの商品「デジトゲン」は、年々改良の努力が認められるが、「デジトゲン」の、256〜1280個以上の多数のCCDカメラ画像を融合して一枚のレントゲン画像に再構成するという、発想は良いのだが、現実には超えられない原理的難点 (1個1個の超広角CCDカメラ画像の周辺画像の劣化・四角のCCDカメラボックス周囲には四角錐の遮光板があり、その遮光版周囲によるレントゲン無感巾が0には出来ないのを、遮光板となりのCCDカメラ画像をもとにして電子的補完しあって画像を再構成している・など) が残っており、一枚の撮影画像内に2×3センチ位の格子模様が、撮影条件が良くないと残ってしまって使い物になりません。
発想は良いんだけど、使ってみたら、TV-CMで期待した程でない「小林製薬」さんの商品と似ています。小林製薬の社員(営業・MRかは忘れた)さんが、今年7月頃に当院に挨拶しに来たことがある。少しというか大分失礼かと思ったが、社員さんに「発想は良いんだけど、使ってみたら、・・・」と言われませんか、との質問をしたら、「いやそれは本当なんです。企画・製品開発は本社の専権事項なので、我々は売るしかないのです。」との答えでした。アールエフの商品は、お値段が万倍もするので、ちよっと買って試してみようかとも思えません。
消化器内視鏡専門医が、納得のいく診断には、経鼻内視鏡を使いたくないのと同じです。仙台営業所で「一医院あたり1台に限り、ただであげる」と言われて申し込んでから一ヶ月半待ちました。
白い段ボール箱で、46×33×50センチ大、重量は18.7kg。梱包を開けると「JL950pdf書類 という中国製の2サイクル75ccガソリン発電機だ。本体とともに、ガソリン計量カップ1L・ガソリン混合用2サイクルエンジンオイル1L(カストロール製ライド2Tオイル)・アース棒・取説と豊富な附属品。(株)アールエフ社のDMでは、「一般価格:10万円」とのことだが、ネット通販では、税込み12,800円で出てます。(株)アールエフ社の250万〜350万の医療機器?商品を売るのに、約1万は宣伝費の内だろう。
これで永久に送ってこなかったら((株)アールエフ社では、輸入物なので欠品しているとの言い訳を郵送してきていたが)、(株)アールエフ社の信用は0となり、250万〜350万の商売をフイにするところであろう。
まだ試運転してないので何とも言えないのだが、もし、発電機の品質が良くなかったら、(株)アールエフ社の商品品質も同質視されかねないことを、(株)アールエフ社は気づいていないのだろうか。
750W携帯発電機 JL950 




院長周辺雑記のページに戻る

▲HOME